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「……で。今度は何すんの」
「そのままだよ。
ホソクとアイツを接触させる」
「何か策があるのか？」
「策というと少し違うのだけれど……」
策というよりは、運任せと言ったほうがいいかもしれない。
何せ、成功する確率は五分五分だから。
「陰摩羅鬼は主に夜中から未明にかけて現れる可能性が高い。
私が出会った二回とも、その時間帯だった」
「……確かに。俺が見たのもいつも夜だった」
「だから時間帯に関してはホソクにも問題はないだろう。
一番の問題はヤツがどこに現れるか、だ」
「ホソク、心当たりねぇのか」
「……全部たまたま出会っただけなんだ。
俺は妖力を感じとることが上手く出来ないから、昼間はどこかに身を隠して、夜になるとフラフラと歩いてはアイツを探しに行った」
……なるほどね。死体が動く、という噂はあながち間違っていないのかもしれない。
太陽の下で動くことが出来ないホソクは、必然的に影のある場所で身を潜めなければならない。例えば、人通りの少ない路地裏、とか。
まさかそんな所に人がいるとも思わないだろう。そして、夜になるとそこにいたはずの身体が消えている。フラフラと街を彷徨う様子は、正に"動く死体"のように見える。
何も知らない人達からすれば、それは"怖いもの"なのだろう。
「……ヤツに接触出来ることは絶対とは言い切れない。
だから、賭けに出よう」
「賭け？」
「ヤツは恐らく、標的を一つ決めるはずだ。そして、それは見知らぬ人物よりも、自身が認知している者のほうが効率が良い」
「……まさか」
何かを成し遂げるには犠牲が必要な時もある。
それが例えどんな形であれ、誰かを救うことに繋がるなら、
私は喜んでそれを引き受けよう。
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閔(プロフ) - あすきさん» 更新ゆっくりでごめんなさい...！（ ; ; ） 読んでくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます(*^^*) うふふ。まだ出てきていないメンバーがそれぞれどんは妖怪になるのか、ぜひお楽しみに！ゆっくりにはなりますが、これからも頑張ります！ (2020年7月22日 18時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
あすき(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからどんなメンバーがどんな妖怪になるのか楽しみです！これからも応援してます！ (2020年7月19日 19時) (レス) id: a838b5fe09 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - yumemiさん» こんにちは。わぁ...世界観からストーリー構成まで！細かなところまで見てくださって本当に嬉しいです！(*´∀｀*) メンバーの妖怪設定については完全に私の妄想&好みですが、気に入っていただけてよかったです！今後のメンバーもお楽しみに！これからも頑張ります！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: f8df806129 (このIDを非表示/違反報告)
yumemi(プロフ) - こんばんは。楽しく読ませていただいている者です。独特の世界観がとてもとても好きで、仲間が増えていくストーリー構成にも惹きつけられます。これからも応援しています！(ジミンの妖狐とユンギの化け猫が秀逸すぎます!) (2020年5月23日 0時) (レス) id: 692b90f925 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - uniさん» ちむちゃん！読んでくれてありがとう(*´∀｀*) その一言だけで頑張れます...（ ; ; ）ゆっくり頑張っていこうと思います...！ちむちゃんも自分のペースでね。お互い頑張ろう！ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年5月18日 23時
