八 ページ21
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その夜。
どこか重たい雰囲気のまま、眠りについていた時だった。
身体が異様に重たいのを感じ、
目を開けようとしたけれどピクリとも動かなかった。
"おい。起きろ。起きるんだ"
私を呼び起こす声が聞こえる。
何度も何度も声をかけられ、ようやく目を開けた。
「っ……！」
"起きろ。起きろと言っている"
目の前にいるソイツは、
私が起きたことにまだ気付いていないようだった。
その隙に薄く開けていた目を閉じ、眠っているふりをする。
ソイツは暫く私を起こそうとしていたが、
痺れを切らしたのか去っていった。
ソイツが去ったのを確認し、ゆっくりと身体を起こす。
「……アレは、この前の」
「ん……A、どうかしたの……？」
「いや。何でもないよ。
それより、私の隣で寝るのはやめてくれないかな。ジミン」
「へへ……だって、Aいい匂いするんだもん……」
何故かジミンは眠る時に私の隣に来たがる。
全く、こちらは気が気でないというのに。
さすがにいつもの姿ではいつ何時誤解されるか分からないので、
子供の姿で寝てもらうことにした。
少しだけ、母性本能がくすぐられたのは黙っておこう。
「……はぁ。懲りないな」
「んん……早くねようよぉ……」
「分かったよ」
寝ぼけているせいか、
アレの妖力すら感じ取れていない様子のジミン。
ユンギは恐らく寝ているし、誰も気付いていないだろう。
その方が都合はいいのだけれど。
「……苦しい」
「A……」
何故か腹周りにぎゅっと抱きついてくる。
これが大人だったらどうするんだ。
セクシュアルハラスメントで訴えられるくらいじゃないか。
……まあ、可愛いから許そうかな。
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閔(プロフ) - あすきさん» 更新ゆっくりでごめんなさい...！（ ; ; ） 読んでくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます(*^^*) うふふ。まだ出てきていないメンバーがそれぞれどんは妖怪になるのか、ぜひお楽しみに！ゆっくりにはなりますが、これからも頑張ります！ (2020年7月22日 18時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
あすき(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからどんなメンバーがどんな妖怪になるのか楽しみです！これからも応援してます！ (2020年7月19日 19時) (レス) id: a838b5fe09 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - yumemiさん» こんにちは。わぁ...世界観からストーリー構成まで！細かなところまで見てくださって本当に嬉しいです！(*´∀｀*) メンバーの妖怪設定については完全に私の妄想&好みですが、気に入っていただけてよかったです！今後のメンバーもお楽しみに！これからも頑張ります！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: f8df806129 (このIDを非表示/違反報告)
yumemi(プロフ) - こんばんは。楽しく読ませていただいている者です。独特の世界観がとてもとても好きで、仲間が増えていくストーリー構成にも惹きつけられます。これからも応援しています！(ジミンの妖狐とユンギの化け猫が秀逸すぎます!) (2020年5月23日 0時) (レス) id: 692b90f925 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - uniさん» ちむちゃん！読んでくれてありがとう(*´∀｀*) その一言だけで頑張れます...（ ; ; ）ゆっくり頑張っていこうと思います...！ちむちゃんも自分のペースでね。お互い頑張ろう！ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年5月18日 23時
