ごめん。 2 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:427,273 hit

ごめん54 ページ4

.

「Aは今、とっても苦しいよね。
恋人と別れて辛い気持ちのまま、告白されて。

複雑、だよね。

……Aは強いよ。
僕だったら耐えきれない。たぶん、もう逃げてる。

だから…お願いだから、自分を責めないで。

それに、

今すぐどうこうしなくたっていいんじゃないかな。

ゆっくり、じっくり考えてちゃんと答えが出たら返事をすればいいんじゃないかな。

もし、耐えきれなくなったら僕を頼って。
ホソクさんや、ナムジュンさんも頼って。

そうやって一つずつ、解決してけばいいんだよ」

ジミンの言葉が胸に響いた。
心が温かくなった。

そうだ。
ゆっくりでいいんだ。焦る必要なんてない。
私の周りには素晴らしい人がたくさん、いるのだから。

「ごめん……
ありがとう、ジミンっ」

「どういたしまして。
ふふ、もう。泣かないで。せっかくかわいいのに」

「……嬉し涙だってばっ。

ジミン、大好きっ」

「僕も大好きだよ」

そう言ってまた抱きしめてくれた。

あぁ、本当に私は恵まれている。

前にチョン君に一人じゃない、と言ったけど
私だって一人じゃないんだ。

ちゃんと、向き合わなきゃ。

.