今日も ページ8
シルクside
昔からそうだった。
モトキがAを見るときの顔は、すごく優しくて、まさに愛しいものを見つめてるって感じ。
あいつの口から聞かなくても、Aのことが好きだってことくらい分かる。
それが妙につっかかるというか、モヤモヤするんだよな。それがなんなのかわからなくて、
なんで応援してやれないんだって、自分で自分を責めたりもした。
でも、最近になってやっと分かった。
……俺、Aのことが好きなんだ。
信じられなかった。いや、信じたくなかった。
大事な友達と同じ人を好きになるなんて、想像すらしていなかったから。
……Aのことを想い続けても辛いだけだなんて痛いほど分かってる。
だから、何度も諦めようと思った。
Aが好きだなんて気持ち、Fischer'sとしての俺らの活動に支障をきたすだけだって。
でも、無理だった。
あいつが無防備に泣く顔を見たり、
無邪気に笑う顔を見たりする度に
胸が痛くて、苦しくて。
いや、女々しく悩んでるなんて
俺らしくない。
だから、
今日も俺は笑顔でいればいいんだ。
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マサイ モトキ - 最後に「そういうこと！？」ってなって面白かったですww (2020年3月24日 22時) (
レス) id: a77830c0c8 (このIDを非表示/違反報告)
juria1313 - とても面白いです＿( _´ω`)_ﾍﾟｼｮ (2018年8月14日 6時) (レス) id: 7b006e0121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくれあ | 作成日時：2017年11月16日 14時
