おーくらさんと、落ちこみ。4 ページ41
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忠 「―――・・・綺麗やなぁ・・・」
あ 「ほんとだね・・・すっごい綺麗・・・。」
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向かい側に座るおーくらさんの横顔は、
ネオンに光って照らされて。
整った顔立ちが、よりいっそう強調されていました。
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忠 「・・・なぁ・・・、A?」
あ 「何?」
忠 「ここの観覧車の噂・・・知っとる?」
あ 「噂?・・・怖い話?」
忠 「ちゃうで。・・・ええ話。」
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そう言って、
微笑みを浮かべながら、
私の隣へ座ってくるおーくらさん。
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忠 「あんなぁ?A・・・」
あ 「うん・・・」
忠 「自分達が乗ってる観覧車が、
一番上の頂上に来た時・・・」
あ 「うn―――・・・んっ・・・。///」
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話の途中で、
重なる唇。
不意打ちだったので、
私も思わず目を見開いてしまいます。
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忠 「観覧車の上でキスすると―――・・・
その二人は・・・永遠に幸せになれるんやって。」
あ 「っ・・・・・///。」
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そう言った、おーくらさんに、
優しく抱きしめられました。
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2012年10月12日 2時