おーくらさんと、お熱。５ ページ5
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あ 「･････････」
忠 「････早よ飲めやぁ、Aっ。」
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･･･来ました。
やって来ました。
地獄のお薬タイムです。
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私、結構、粉薬の方が苦手でして。
水を口に入れた瞬間の、
あの苦さが何とも言えないぐらいダメなんです。
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忠 「･･･もしかして･･･飲まれへん･･･？」
あ 「････その通りです･･･(汗」
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私がそう言うと、
おーくらさん、
まるで私をからかうように、笑いを堪え始めました。
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あ 「なっ･･･、何よっ･･･///!!
そんな笑わなくても･･･っ」
忠 「だって･･･っ。
粉薬飲まれへんとかっ･･･(笑」
あ 「ば、バカにしないでよねっ･･･!!///」
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私だって･･･
私だって･･･
････私だって･･･。
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忠 「･･･じゃあ･･･
A、粉薬だけ口ん中入れてみ？」
あ 「えっ･･･」
忠 「････そんなんも出来へんねや？(笑」
あ 「で･･･、出来るわよっ･･･///!!」
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おーくらさんに指示された通り、
口の中に粉薬を入れます。
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―――･･･次の瞬間。
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あ 「んっ･･･///?!」
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勢いよく、持ってきた水を口の中に入れ、
私の唇に自分の唇を押し当ててきました。
･･･と、同時に、私の口の中に注がれる水。
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あ 「んくっ････///」
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飲み込むことしか出来ない私は、
全ての水を飲み込み、
それと一緒に粉薬も胃の中へ。
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あ 「―――･･･ぷはっ･･･!!
ちょっ･･･、熱うつるよ?!///」
忠 「･･･ええよ、別に。」
あ 「はぁっ///?!」
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私を勢いよく押し倒し、
跨ってきたおーくらさんが一言。
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忠 「―――･･･もっといっぱいうつしてぇや？
俺がAの風邪･･･全部吸い取ったるわ。」
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作者名：しょこら。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時：2012年10月12日 2時
