おーくらさんと、ファン。５ ページ41
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忠 「なんで横山くんのグッズが、
こんなにもあるんよ？」
あ 「昔･･･ファンだったから･･･」
忠 「俺やなくて？」
あ 「うん･････」
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昔、妹の影響で、
よこちょにハマっていた時期がありました。
･･･今は、すっかりおーくらさんですが。
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忠 「―――･･･ほんまは･･･横山くんが好きなんやろ？」
あ 「それはないって･･･!!」
忠 「やって･･･現にこうして、
いっぱいグッズ持ってるわけやし･･･」
あ 「昔の話だって!!よこちょが好きだったのは･･･」
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なんだか、おーくらさんの方を見るのが、
急に怖くなって、
思わず俯いてしまいます。
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忠 「―――･･･A。」
あ 「･･･････」
忠 「･･････こっち向いて？」
あ 「たつ････」
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私が、ゆっくりと見上げると、
一つため息をついて、
ソファーから立ち上がり、
私の隣にドスンと座ります。
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忠 「･･･Aは･･･、今は･･･
もちろん、俺なんやろ？」
あ 「当たり前じゃん･･･!!」
忠 「―――･･･それやったら･･･
もう、横山くんに目移りせんように･･･
俺がその分、たっぷり愛したったらええやんな？」
あ 「えっ･････。///」
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私の頬を、大きな両手で、
そっと包みこんでくれ、
唇が触れる、数cm前で、一言。
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忠 「―――A････好きやで？」
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作者名：しょこら。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時：2012年10月4日 1時
