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おーくらさんと、いたずら。４ ページ34
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忠 「嫌やぁ･･･、嫌やっ!!」
あ 「しょうがないでしょ。
少なくとも、私はそう決めたから。」
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私がそう言うと、
おーくらさん、子供のように、
嫌や嫌やと駄々をこねてます。
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忠 「ほんまにゴメンって!!Aっ･･･!!」
あ 「嫌なものは嫌。」
忠 「Aっ････。」
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今まで私の腕を掴んでいたおーくらさん。
急に諦めがついたのか、
ぱっ、と手を離し、俯き始めました。
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あ 「たｔ―――･･･」
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聞こえる、鼻を啜る音。
私の手の甲に零れ落ちた、冷たい液体。
一瞬だけ見えた、濡れた睫毛。
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･･･完璧、やり過ぎました。
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作者名：しょこら。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時：2012年10月4日 1時
