・ ページ7
恥ずかしいんですけど…！と手で顔を覆う
「お兄さん方に呼ばれたんで」
「は！？」
それを聞いてバッと双子を見ると2人はニヤニヤしていて
「言ったの！？悠一さんに！？」
般若の顔して2人を問い詰める
「うん」
「なんで言うかな…てか3人そんなに仲良かったっけ…？」
「あーAのマネージャーさんから話聞いた時に中村さんも来てくれと頼んだ」
「…なんで？」
「Aちゃんの事見て欲しかったから」
え？と蔵人を見る
「俺達が安心してお前を預けられる人だ」
「だからAちゃんの晴れ舞台を見て欲しかったんだ」
「お兄ちゃん…」
「A」
「は、はい！」
名前を呼ばれ中村の方に向く
「あんまりお兄さん方を責めるなよ？ふたつ返事でおっけーしたのは俺だから」
「悠一さん…」
「Aのこんな可愛らしい姿が見れたんだ来て良かったと思ってるしな」
「…〜〜///」
濡れた髪を指先で掬う
「着替えるんだっけ？待ってるよ」
「はい！」
ぽんぽんと頭を撫でて見送る
「よし、次は秋だな」
どれにすっかーな…と服を選ぶ海人
「秋といえば読書の秋！暖色系のメイクかなぁ〜！」
カチャカチャと楽しそうにメイク道具を出す蔵人
「んー読書だとメガネか？」
アクセサリーの所に置いてある黒縁メガネを手に取る
「どう？」
「いいな、それにしよう」
メガネをかけるAを見て閃いたみたいだ
「ん、これ着ろ」
「はーい」
海人が渡したのは薄手の白い長袖と茶色の大人なロングスカート
「お、いいじゃん」
「我ながら天才だ、後は頼むぞ蔵人」
「はいよ、ちゃっちゃっと終わらして中村さんに見せようね」
「うん！」
そこからさっさと終わらせて
スタジオに戻る
「おかえ…一瞬誰か分からんかった」
「えへへ」
スタジオに入ると、Aを見た中村が目を見開いた
「メガネ似合うね」
「読書の秋なので！」
クイッとメガネを上げる
「月城さん、それだったら本とか持ってみようか」
「はーい！」
スタッフから本を受け取り抱きしめる
さっきの水着と打って変わって楽しそうだ
「A秋好きだもんな」
「スタジオも紅葉とかあってすごいね」
スタジオのど真ん中に紅葉の木が置いてあって
その根元に座るA
「(あの子俺の彼女なんだよな…)」
撮影中のAを見て確認する
一回りも年下でなんでも出来る子が自分の彼女なんだと
「中村さん」
「？はい」
スタッフに急に呼ばれたと思ったら
「少し撮影に参加してくれませんか？」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くらと(プロフ) - 天木さん» コメントありがとうございます！いつも読んでくださりとても嬉しいです！わしゃがなのやつですね！了解しました！提供ありがとうございます！ここのページはいっぱいなので短編集の方で書かせていただきますね！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
天木 - いつも陰ながら読ませて頂いてます。提供として、先日あがったわしゃがな動画のるかるんが出た回を夢主ちゃんが見て、実際はデレてなかったけど、嬉しそうにしてた中村さんに嫉妬してる話を見たいです。その後は裏に発展するも良し、しないも良し。書きやすい方で。 (2020年12月18日 22時) (レス) id: 071c454786 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です(^^)うわあああ、私のワガママを聞き入れてくださるなんて感激です(涙)ご無理のないよう頑張ってください！ (2020年9月26日 6時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
くらと(プロフ) - 絢乃さん» コメントありがとうございます！全部ですね！頑張って見ます！いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月21日 23時) (レス) id: 614a0d9aa6 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です！個人的には全部の設定読んでみたいです…wワガママですみません(泣)でも、どのお話でも読めるのを楽しみにしてます！ (2020年9月21日 22時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くらと | 作成日時：2020年5月20日 0時
