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「親になんて口をきくんだ！」
「親？お前らなんて親だと思ったことねぇよ」
「(親…？親ってどういう…)」
Aは自分の親は産まれてすぐ亡くなったと聞いていたから頭が追いつかない
「あの子に会わせて」
「しつこいな、帰れって言ってんだろ」
「あの子に…Aに会いたいの」
「(私の名前…！？なんで…)」
段々と理解してきたAは手が震える
「お前らなんて親なんて認めねぇだから帰r「お兄ちゃん…」！？」
どうしても気になって来てしまったA
そこへすぐに蔵人が駆け寄る
「Aちゃん、今取り込んでてで部屋に…」
「A…！」
母親らしき人に名前を呼ばれ反応する
「…この間お祭りで会った人ですよね」
「そうよ、よく覚えてくれてたね」
「…お母さんなんですか？」
Aの中で1番気になっていたことを聞く
「A、これは…」
「私は貴方の母親よ」
「お前…！」
自分は母親だと言うと、蔵人と海人は睨んだ
「死んだんじゃなかったんですね…」
双子から死んだと聞いていたのに生きていたという事と自分は捨てられたんだという事実を知ってまた手が震える
「私は好きで捨てたんじゃないのよ？Aに負担をかけたくなくて…」
「あんたもう黙っててくれよ」
Aの肩を抱きしめて落ち着かせる海人
「だから今まで会えなかった分」
一緒に暮らさない？
衝撃的な事を言われ、目を見開く
「今なら貴方を幸せに出来るから一緒に暮らしましょ？」
「お前ほんとにいい加減にしろよ！」
再び蔵人が叫ぶ、もう限界らしい
「何年ほったらかしだったんだよ！俺たちの苦労も知らないで！親ヅラしてんじゃねぇぞ！親戚にたらい回しされ、肩身の狭い思いして、俺らはまだよかった…Aちゃんは、お前らのせいで虐めにもあってたんだぞ！？でも、それでもお前ら恨まなかったんだぞ…っ」
昔のことを思い出して辛くなったのかで最後の辺は涙声だ
「…そうね、貴方たちにはすごい迷惑かけたと思うわ、だからこれを渡そうと思って」
そう言って見せてきたのは大金だった
「は？」
「今までの生活費はあると思うわ」
「金で解決しようとしてんのか…喧嘩売ってんの？」
それに対して双子の怒りは収まるはずもなく
「Aはどう？」
「…いらないです」
「あらそう、残念」
パタッと大金をしまって残念そうにする母親
「もうほんとに帰ってくれないと警察行きだぞ？」
「Aが一緒に来てくれるなら帰るわ」
「しつこいなほんと」
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くらと(プロフ) - 天木さん» コメントありがとうございます！いつも読んでくださりとても嬉しいです！わしゃがなのやつですね！了解しました！提供ありがとうございます！ここのページはいっぱいなので短編集の方で書かせていただきますね！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
天木 - いつも陰ながら読ませて頂いてます。提供として、先日あがったわしゃがな動画のるかるんが出た回を夢主ちゃんが見て、実際はデレてなかったけど、嬉しそうにしてた中村さんに嫉妬してる話を見たいです。その後は裏に発展するも良し、しないも良し。書きやすい方で。 (2020年12月18日 22時) (レス) id: 071c454786 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です(^^)うわあああ、私のワガママを聞き入れてくださるなんて感激です(涙)ご無理のないよう頑張ってください！ (2020年9月26日 6時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
くらと(プロフ) - 絢乃さん» コメントありがとうございます！全部ですね！頑張って見ます！いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月21日 23時) (レス) id: 614a0d9aa6 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です！個人的には全部の設定読んでみたいです…wワガママですみません(泣)でも、どのお話でも読めるのを楽しみにしてます！ (2020年9月21日 22時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらと | 作成日時：2020年5月20日 0時
