・(疲労の続き) ページ1
熱があって辛いのに何も言わず過ごしてて倒れた時があった
今のAにはそれが脳裏に蘇りまたやってしまったと後悔していた
「バカだな……私…」
どうして大切な人を心配させてしまうのか
自分の性格が嫌になる
「……寝よ」
目を瞑り、数分すると寝息を立てた
ーーーーーー
「はい、はい…そういうことなんで休みます」
では…と言って電話を切った
「A、電話しといた…って寝てるか」
寝室に戻ると静かに寝ているAがいた
「ごめんな…気づけなくて…」
寝ているAの頬を撫でる
「しんどかったろうな…」
手を握ってベッドの縁に座る
「頼りないな俺…」
Aを包むように抱きしめ寝転ぶ
「(Aの体調が良くなりますように…)」
中村もそのまま一緒に眠りについた
ーーーーーー
「ん………あれ？寝ちゃってたのかな……てかなんか重い…」
お腹が何か重くて見ると腕が置いてあり
「…かっこいいな…」
横を見ると中村がいて、気持ちよさそうに寝ていた
「…ぷにぷに」
つんつんと頬を触る、30代後半だとは思えないほど柔らかい
「ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに」
ｶﾞｼｯ
「はっ！」
「…なに？」
起きないことをいい事につついていると
それで起きた中村に腕を掴まれた
寝起きなのか機嫌が悪そう
「あー…いや、これはその…つい…」
キョロキョロと目を泳がせていると
「体調は？良くなった？」
「え？あ、はい…さっきよりはだいぶ楽になりました」
つついていたことは言わず起き上がる
「ねむ……」
「…ずっといてくれたんですか？」
「当たり前だろ…？油断してたらつつかれてたけど」
「えへへ…」
「もういいのか？触らなくて」
「へ？」
中村がAの手をとる
「存分に甘えていい、お前は我慢しすぎだ、何で言わないんだよ…それじゃ、一緒に暮らしてる意味がないんだよ…」
「……っ」
「頼って欲しい、俺はお前を守りたい」
「悠一さん…」
「ほら、俺に許可なく触れるのはAだけなんだぞ？」
「そう…ですね」
スっと手を中村の頬に添える
「…触ろうとした方が恥ずかしいです」
「俺も恥ずかしい」
「ふふっまた悠一さんが油断してる時に触ります」
添えていた手をどかす
「腹は？空いてる？」
「あー…ほとんど何も食べてなかったので空いてます…」
「じゃあご飯なんか作るわ」
「え、悠一さんがご飯作れるんですか…？」
「簡単なやつならな…うどんでいい？」
「はい！」
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くらと(プロフ) - 天木さん» コメントありがとうございます！いつも読んでくださりとても嬉しいです！わしゃがなのやつですね！了解しました！提供ありがとうございます！ここのページはいっぱいなので短編集の方で書かせていただきますね！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
天木 - いつも陰ながら読ませて頂いてます。提供として、先日あがったわしゃがな動画のるかるんが出た回を夢主ちゃんが見て、実際はデレてなかったけど、嬉しそうにしてた中村さんに嫉妬してる話を見たいです。その後は裏に発展するも良し、しないも良し。書きやすい方で。 (2020年12月18日 22時) (レス) id: 071c454786 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です(^^)うわあああ、私のワガママを聞き入れてくださるなんて感激です(涙)ご無理のないよう頑張ってください！ (2020年9月26日 6時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
くらと(プロフ) - 絢乃さん» コメントありがとうございます！全部ですね！頑張って見ます！いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月21日 23時) (レス) id: 614a0d9aa6 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です！個人的には全部の設定読んでみたいです…wワガママですみません(泣)でも、どのお話でも読めるのを楽しみにしてます！ (2020年9月21日 22時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらと | 作成日時：2020年5月20日 0時
