前向き記者会見 ページ4
｢なにこれ｣
｢記者会見やって｣
｢この格好で？｣
前向きスクリームで着ているスーツだが男達はハーフパンツの短さなのに
｢ええやん、おっちゃんすきやで？｣
｢おっちゃん黙ってて｣
師匠はほっといて
Aはその半分の長さでホットパンツぐらいだった
｢おかしいな…PVの時は同じ長さだったんだけどな…｣
｢可愛ええよ？｣
｢可愛さいらんの！｣
そんな話をしていると
腰にはゴムバンドが括りつけられ
足にはサポーターが付けられる
｢前向きってそういうことか…｣
数メートル離れたマイクに向かって
ゴムバンドに引っ張られながら向かい
記者の方からの質問に答えるという
とても嫌な予感がする会見だ
『只今より前向き記者会見を行います関ジャニ∞の皆さんよろしくお願いします』
｢｢｢よろしくお願いします〜｣｣｣
全員でお辞儀をして、司会の人が記者に質問はないかと問いかけ早速村上に質問を投げた
『前向きスクリームのPRコメントお願いします』
｢はい…｣
初っ端は村上で少々嫌そうに前に出る
｢頑張れヒナちゃん！｣
｢よっしゃ！｣
｢よっしゃってw｣
｢しゃしゃしゃ！｣
引っ張られながらも前に進む村上
さすがゴリラ(
｢前向きやで〜｣
｢おけ！｣
｢前向け〜｣
｢おけおけ！｣
｢前向けよー！｣
｢おけ、前向いてるで！｣
｢1発目やで｣
｢おし！｣
ガシッとマイクまでたどり着くが
｢どうも！あっ！｣
ぐいんっとゴムに引っ張られすすすっと戻ってきた
｢おかえりヒナちゃん｣
｢ただいま！｣
｢何も言うてへんやん｣
｢どうも！って帰ってきたw｣
｢これはちょっともっかいもっかいw｣
｢ちゃんとPRしてや〜｣
｢おけおけ｣
そう言って再び前向きに歩き出す村上
マイクまで辿り着き
｢えぇ今回の曲は振り付けも簡単で歌詞も非常にわかりやすいっ世代を問わずに色んな方に聞いていただきたいと…っうわぁぁあ〜｣
ゴロンゴロン
必死にしがみついてPRしたが、耐えきれず
思いっきり転んできて戻ってきた
｢ヒナちゃん大丈夫！？｣
｢体力持たんのやな〜｣
｢えぇ…嫌やわこんなん！俺嫌やこの会見！｣
｢一番あかんコケ方したで？｣
｢キープがっ…キープがっ出来へん…踏ん張りきかんくかって｣
｢えぇ…こわっ｣
一同が怖いと言う中次は渋谷が呼ばれ
『渋谷さん新曲のPRをお願いします』
｢うぇっ！？｣
｢すばるくん軽いから普通に飛ばされそ…｣
マイクまでは辿り着いた渋谷
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くらと | 作成日時：2018年11月25日 0時
