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47話 ページ49

「え…」

突然の提案に空いた口が塞がらない翔太

『この間言ってたやつとは別でもう1個お願い聞くから』

「………」

翔太は暫く考えた後

「…分かった、ラウールのお願い聞いてやる」

「ほんと!?」

「A」

『はーい』

「絶対俺の願い聞けよ!」

指を指しながら言う、耳が少し赤くなっているのは気の所為だろうか

『約束は守るよ』

「ならいい」

「翔太くんありがとう!」

「お礼はAに言えよ」

じゃ、と言ってどこかへ行ってしまった

「ねぇねぇAちゃん、翔太くんと何か約束してるの?」

『ん?あー昨日綺麗にしてもらったときあったでしょ?それで今度翔太の日の時にその格好で来て欲しいってお願い?』

「えーめっちゃずるいんだけど」

『んー、まぁ約束しちゃったから仕方ないかな』

「まぁ明日は僕が起こしに行けるからいいもん!」

『うんうん、よろしくねラウール?』

「まかせて!」

こういう所を見ると、年下っぽく見えるラウールが可愛いなと思う

「じゃあおやすみ!」

『おやすみ〜』

バイバイ!と手を振ってラウールは立ち去って
Aも部屋に入り就寝した

「Aちゃん!朝だよ!」

『んぅ…』

朝になって、ドタドタと走ってきたラウール
外から廊下走んな!と翔太の声が聞こえた

「起きて起きて!」

ゆさゆさ揺らされる
遠足の日の子供かと眠い中思っていた

『起きるから…揺らさないで…』

「うん!」

そう言うと素直に手を話すラウール

『早起き偉いね』

「楽しみにしてたからね!」

『じゃあ私も準備するから外で待っててくれるかな』

「うん!早く来てね!」

またラウールはドタドタ部屋を出ていった
そしてまた翔太が怒る声が聞こえた気がした

『…てか翔太いるの?』

起こしに来なくていいのは分かっているため
見回りする時間まで寝てればいいものの
声がすると言うことは起きているのだろう

『涼太がいるのは分かるけど…』

Aもそれからすぐ着替えて
軽く化粧をして、部屋を出る
するとそこにいたのは

「翔太くんなんで居るの!」

「俺がどこに居ようが勝手だろ」

翔太とラウールが何か言い合いしてるとこだった

『ラウールお待たせ、何してるの?』

「翔太くんずっとAちゃんの部屋の前に居たんだよ?やばくない?」

『うん、それはやばいね』

チラッと翔太を見ると焦った様子で

「い、いいだろ別に見回りまで時間あんだよ」

『ラウールがいるから少しは遠慮しないとダメだよ』

48話ラウールと1日→←46話



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くらと(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!猫めめ可愛いですよね! (2022年6月8日 23時) (レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - お話面白くて好きです!めめの猫ちゃん可愛くて好きです😊 (2022年6月8日 0時) (レス) @page33 id: 79c06ba365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらと | 作成日時:2022年5月29日 19時

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