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28話 ページ30

「………」

そんな中、翔太は1人居間を出ていってしまい
いつもの屋根の上に登った

「俺があいつと何すんだよ…」

空を見上げ寝転ぶ

「一緒にね〜…見回りぐらいしかねぇし」

翔太は、ふと昔のことを思い出した

"しょうちゃ!お歌歌って!"

"しょうちゃすきー!"

「…そう言えばあいつ、いつから呼び捨てになったんだ…?」

翔ちゃんと呼ばれていた頃を思い出した

「まぁ俺には関係ねぇか」

ゴロンと寝がりをうつとAと岩本が見えて

『ひーくんまた明日!』

「おう、またな」

ポンポンっと頭を撫でて飛んで行った

「…関係ないない」

見なかった事にして反対の方を向こうとしたら

『翔太、そこにいたんだ』

翔太に気づき声をかけた

「…明日、早いんだろ?さっさと寝ろ、チビ」

屋根から降りてそう言うと

『チビじゃないけど寝ますー!』

やっぱりチビは気に食わないのか少し怒りながら行ってしまった

「…っ…」

ちょっと後悔したのか、Aが見えなくなるまで見送ったあと、自分も就寝した

ーーーーーーーーーー

「A〜起きてるか〜」

翌日、岩本が迎えに来て
Aの部屋を開けようとしたら

「Aまだ寝てるぞ」

横から翔太が割り込んで来て部屋の間に立つ

「おう翔太おはよう」

「起こしてくるから待ってろ」

そう言って部屋に入ってしまった

「(今日俺の日なんだけどな…)」

照は大人しく待つことに

「おい、チビ起きろ照待ってるぞ」

『んぅ…』

未だに布団にくるまっているAを起こす

「照が朝早いの知ってただろ」

言いながら体を揺らすと

『あれ…?しょっ、た?』

「やっと起きt…っ!」

目を擦りながら起きたAの浴衣が乱れていて翔太は思わず顔を逸らして立ち上がった

『しょうった?』

「…照が待ってるぞ」

動揺した翔太はそれだけ言って早々に部屋を出てしまった

「翔太、A起きたか?っていうかなんかあった?」

部屋から出てきた翔太に岩本が声をかけるが目が泳いでいて

「な、何にもねぇよ、あいつ起きたからもう来ると思う」

じゃあ俺は見回りあるから、と犬になってダッシュで行ってしまった

「…なんかあったな」

岩本には丸わかりで今度質問攻めしてやろうと決めた

『ひーくん!ごめん寝坊しちゃった…』

その数分後、焦った様子でAが出てきて

「いいよ、想定内だったから」

『なんやて』

「ははは!嘘だって俺もさっき来たから」

29話岩本と1日→←27話



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くらと(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!猫めめ可愛いですよね! (2022年6月8日 23時) (レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - お話面白くて好きです!めめの猫ちゃん可愛くて好きです😊 (2022年6月8日 0時) (レス) @page33 id: 79c06ba365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらと | 作成日時:2022年5月29日 19時

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