6話 ページ7
マックは部屋の前で顔を赤くしながら待っていた
数分後アリスが可愛いワンピース姿で出てきて
ホールに行くと集合していた
｢お、きたきた！｣
｢買い物って赤ちゃんのだよね？｣
｢早々服とかミルクとか買わなきゃね｣
｢俺行かんぞ｣
｢まだ言ってるん？｣
頑固として行こうとしないエースに
｢エース｣
｢なんや？｣
｢お買い物…行ってくれないの？｣
｢っ！？///｣
自然と背が低いアリスがエースに上目遣いする形になり、エースの顔が少し赤くなる
こういうみんなでどこか行くのが好きなアリスのことは知っているので
｢…しゃーないな｣
｢やった！行こ行こ！｣
嬉しそうにエースの背中を押しながら車に連れていった
｢あいつアリスには弱いよな｣
うん、と頷く一同である
そしてスーパーに着き
別々に服や日用品を選び買うことに
ミルク関係はマック、ジャッキー、ガム、アリス
服関係はアーセナル、トッポ、ジョニー
おもちゃ関係はエースになった
｢オムツに離乳食…後なんやったっけ？｣
｢ミルクだよ｣
｢ミルクね〜｣
｢そうミルク！｣
｢後哺乳瓶ちゃうん？｣
｢そうそうそう哺乳瓶｣
｢ジャッキーそっちじゃない｣
違うところに行こうとするジャッキーの腕を掴む
｢そっちちゃうそっちちゃう｣
｢ん？ちゃうん？｣
｢こっちこっち｣
｢あ、こっちや｣
哺乳瓶やらミルクやら置いてあるコーナーに着いたが
赤ちゃんはお腹すいてるのか泣き出した
｢待ってや〜もうちょっとしたらガム特製ミルク飲ましてあげるからな〜｣
｢いいこいいこ｣
アリスが優しく撫でると少し泣き止んだ
｢おじちゃんばっかで怖いもんな〜｣
｢誰がおじちゃんや｣
｢いてっ｣
軽いデコピンを食らわされた
｢これベビーカーかなんかやっぱいるんちゃうん？｣
｢せやな大事やな｣
今はスーパーの大きな籠に赤ちゃんが乗っている形だお尻とか痛くなりそう
｢お、ミルクあるやんけ｣
3つぐらい取ってぽいぽいっと籠に入れるマック
｢ちょっ待ってちょっ待って成分見た？｣
｢成分？｣
｢いや成分によって味って全然ちゃうからさ〜俺らが飲んでるミルクも全く味が違うわけよ色々商品によってはね？これもちっちゃいうちに本物の味を教えてあげないと…｣
｢なんやねんもう〜変えたらええんやろ？｣
熱弁してくるガムに対してマックはミルクを1度戻して成分やら見て考える
赤ちゃんも再び泣き出しアリスがあやす
｢ほなはよう選ばな｣
そう言いながら哺乳瓶を適当に入れ出すジャッキー
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作者名：くらと | 作成日時：2018年10月23日 0時
