おまけ(後日談) ページ25
「うーん…どれがいいかなぁ」
朝早く起き服と睨めっこしているアリス
その理由は…
「まだ決まらんのんか?」
「もうちょっと!」
この前約束していたデートの日
それに着ていく服に悩んでいた
※付き合ってはいない
トッポに何着か選んでもらってこれだ
マックはまだかと部屋の前で待機してる
「はぁ…全くうちのお嬢さんは…」
「なんや、まだ行ってなかったんか」
「アリスお嬢様待ち」
仕込みの用意をしていたジャッキーに遭遇
「あ〜なんか昨日もバタバタしとったで?トッポのとこに行って」
「どんだけ楽しみにしとんねん」
「俺らからしたら羨ましいけどなぁ?」
「うっ…」
ジャッキーも他のメンバーもアリスと遊びに行ったことがない為に
マックを妬んでいる(ただの嫉妬)
「まぁ楽しんでこいよ久々の休みやからな」
「おん…」
バシっと背中を叩いて去っていった
「痛いわ…」
背中をさすっていると
アリスの部屋のドアが開いた
「お待たせ!」
可愛らしい格好のアリス
ちょっと恥ずかしそうだ
「可愛いやん似合ってるで」
「ありがと…///」
嬉しそうに笑うとつられてマックも笑う
「ほな行こか」
「うん!どこに行くの?」
「水族館」
「行きたかったとこだ!」
デート場所は水族館
前々からアリスが行きたいと言っていたのを覚えていたらしい
そして水族館に着き、入場券を買ってくるとマックが先に行ってしまった
「付いていくのにー…」
マックの背中を見つめて、水族館に飾られているジンベイザメを撮っていると
「おねーさん!1人?」
「ん?」
「俺達と遊ばない?」
1人になったアリスをチャラい兄ちゃん2人が声掛けてきた
「申し訳ないけど友達待ってるんで」
「え〜いいじゃん!遊ぼうよ〜!」
「そんな友達ほっといてさぁ、ね?」
「いや、早くどこかに行った方が身のためだと思うよ?」
「「は?」」
アリスの言葉に意味がわらないとでも言うような顔のチャラ男2人
「そうや、はよどっか行かんかい」
「ひっ!」
2人の後ろから聞いたことないような低い声で言うマック
アリスはおかえり〜と呑気である
「お前らみたいなもんが調子乗んなや」
「「す、すいませんでしたぁああ」」
あまりにも怖いマックの威圧でそそくさと逃げていった
「マック顔怖い〜」
「お前なぁ…入口のとこにおれって言ったやろ?」
「だってジンベイザメ撮りたかったから…」
しょぼんとするアリスの頭を撫でて
「…ごめんって、じゃあ一緒に撮ろうや」
「うん!」
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作者名:くらと | 作成日時:2018年10月23日 0時