24話 ページ24
少し､寂れた街の酒場に､マントを羽織った１人の美人が入って行った｡
「おい､あの嬢ちゃん､かなりの上玉だぞ」
「だな｡おまけに､気の弱そうな､子兎みてぇな
「声掛けてみようぜ」
小声でそんな事を言いながら､ゴロツキの3､4人が品の無い笑みを張り付けながら､美人に声をかけた｡
「よぉ､嬢ちゃん｡此所は､あんたみたいな奴が来るところじゃぁ無いぜ?」
「すいません｡ここから少し行った先にある家を探しているのですが…」
「家ぇ?まあまあ､そんなのどうだっていいだろ」
「そうですか｡なら､此処にはもう用は無いです」
「まぁまぁ､そんなつれないこと言うなよ嬢ちゃん｡この先は治安悪
そう言って､美人の腕を掴み､外の路地裏まで連れていった｡
「何故､こんなところに?」
聞いた美人に､ゴロツキ達は､下卑た笑みで答える｡
「報酬を払って貰うんだよ｡身体でな」
「で?結局､家の場所を知ってんの?知らないの?」
美人はゴロツキの1人の胸ぐらを掴み､問い詰めた｡
「ひ､ひぃ!し､知りません!ど､どうか命だけは!」
「ふーん」
ゴロツキがそう答えると､美人は興味無さげにぱっと手を離した｡
ドサッとゴロツキが地面に落ちる｡地面には､同じように他のゴロツキ達が落ちていた｡
美人は颯爽と歩いていく｡
だが､「あ､」と思い出したように振り返ると､吐き捨てるようにこう言った｡
「あと､テメェらな!｡同じもん付いてる奴に
そして､今度こそ去っていった｡
彼の名はミコト｡女と見紛う程の美人だが､正真正銘の男である｡
「…んとに､何処に居んだよ｡…A｡…兄ちゃんが守ってやるからさ…昔みたいに｡…何もかもから」
そして､ベータ家の長男である｡
イラスト
ミコト
http://uranai.nosv.org/img/user/data/f/3/b/f3b8849fc78230aedf0b13063ab5b5c4.png
長髪のお兄さんメーカーさんで作らせていただいたものです｡
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紅紅李(くくり)(プロフ) - 。ちょこまろ。さん» コメントありがとうございます(^^)｡夢主ちゃんは､それだけヒソカが怖かった(性的な意味で)って事ですwww (2022年5月3日 10時) (
レス) id: a95bb3f93d (このIDを非表示/違反報告)
。ちょこまろ。 - 夢主ちゃんのヒソカに対するアタリが強くて笑いましたwww (2022年5月3日 9時) (レス) @page8 id: 1cb4a4c603 (このIDを非表示/違反報告)
紅紅李(くくり)(プロフ) - 【黒豹】@鬼 zm推しさん» ありがとうございます頑張ります!(^^) (2022年3月9日 13時) (レス) id: 611339ddb1 (このIDを非表示/違反報告)
【黒豹】@鬼 zm推し(プロフ) - 更新頑張って下さい!!(*´▽｀*)b (2022年3月8日 21時) (レス) id: 9147c4c152 (このIDを非表示/違反報告)
紅紅李(くくり)(プロフ) - チョコさん» ありがとうございます！もうめっちゃくちゃ嬉しいです(^-^)｡これからも頑張るのでこの作品と､ついでのついでで作者をよろしくお願いしますm(__)m (2022年2月16日 16時) (レス) id: f037107fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか@テスト死にそう | 作成日時：2021年9月3日 22時
