No.001 ページ2
___1999年7月上旬
7月にしてはやや涼しく、でも
太陽は容赦なく私達の肌を焼きつける頃
「センリツ〜」
「何？A」
「どこまで行くの？」
「そうね、まずは楽譜を探すために
契約をしてくれる人を探さないと」
「それは分かってるんだけどさ...
アテはあるの？」
「一応ね」
センリツはそう言い私にウィンクをした
センリツにははっきりとした目的がある
私はハンターになったものの
楽譜集めやハンターでなければ聴けない、
演奏することができない楽譜を探す事を目的としていて
特に特別な意味も深い意味もない
そのためやることの無い私は
センリツの働き口を探しているわけだが
行き先も教えてくれず
ただただ私は付いていくだけ
「...私一緒にいる意味ある？」
「あなた私の仕事先を一緒に探すって言ってくれてい
たけど、あなたもあなたで自分の目的のために働く場
所を見つけなきゃダメよ？」
「分かってるけど...」
「私と一緒にいる時に探してくれないと、
別行動したらAがどこかで死んじゃうんじゃない
かと心配よ」
「そんなに私信用ないかな⁉」
センリツは過保護だ
そして私を大事にしてくれている
だからこそ私も仕事を探して
センリツが安心して
仕事に専念出来るようにしたい
「ま、本気出して仕事探そかな」
「最初っから本気出してよ」
まだまだセンリツにはお世話になりそう
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ゆい - めっちゃクラピカがクラピカっぽくて(？)面白いです！すぐに好きになられないのがまたまたいいですね！更新応援してます！！ (2020年5月29日 21時) (
レス) id: 760ae8febb (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - はじめまして。魅力的な夢主と読みやすい文章とで、あっという間に読んでしまいました笑 お忙しいとは思いますが、更新応援しています(^^) (2020年5月25日 20時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年5月8日 15時
