新人歌手、防弾少年団と同居する (ページ10)

今日:19 hit、昨日:0 hit、合計:86,740 hit

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これが一昨日までの話。

最初は怖かったけど、実際生活してみるとBTS先輩たちはとてもいい人たちで俺にすごく気を遣ってくれる。

俺も先輩に気を遣わせるのはよくないから
何かしようとするんだけど、如何せんまだ来たばっかだから慣れないことが多過ぎて逆に迷惑を掛けてしまっている。

「先輩、いつもこんなに早く起きるんですか…？」

JM「ヒョンって呼べって言ってるだろー？
今日は出勤が早いから早起きなんだ。
ほら、一緒にご飯食べよ」

TH「みんなシン待ち～」

「えっ、ごめんなさい！！！」

ベッドから飛び降りてヒョンたちとリビングに行くと、既においしそうな朝食が食卓に並んでいた。

BTS「おはよー」

「すみません。遅れちゃって……」

JN「大丈夫だよ。さ、食べよー」

全員「いただきまーす」

食事はジニヒョンの担当。
一応スンミさんにキッチンの使い方も教えてもらったけど、食事は基本ジニヒョンが作るから俺はヒョンの都合が悪い時にだけ担当する。

ヒョンのご飯はいつしかの家族での食卓を思い出す暖かい味がする。

それにしてもみんな朝からかっこよすぎる。

こんな格好いい人たちの中に俺みたいな凡人が入るなんてやっぱり慣れなくて、逃げ出したくなってしまう。

RM「シン。大丈夫か？」

「あ！はい！」

いつの間にか先輩たちはご飯を食べ終えていて、出発の支度をしていた。

JN「俺たちもう行くから、後片付けよろしくな」

「はい！」

JH「あんま危ないことすんなよ？」

「はい！」

ホソクヒョンに頭をワシャワシャ撫でられた後、先輩たちを見送った。

あれ？これってもしや一人？
一人！一人の空間だ！！