新人歌手、防弾少年団と同居する

12:救世主ユンギヒョン ページ21

部屋に向かって廊下をダッシュする


でもジミニヒョンの部屋から俺の部屋は意外と離れてたのと、50m走最高タイム9.0秒だからか全力で走っても全然進まない。


それと……


「ここ、どこ………」



道に迷った…………



クソッ…
こんなところで引きこもりが祟るなんて…
リビングとバスルーム以外のところも見とけばよかった…………



「やらかした……」




止まると脚から力が抜けて廊下に突っ伏す

ちなみに俺は体力もないから、この50m足らずの廊下を走っただけでもう辛い

脇腹痛い

突っ伏す姿勢でさえちょっとしんどい


ああ…俺もうダメかもしれない…



「誰か…救世主…」









YG「おい。何してんだ？」







「えっ……」

顔を上げるとそこにはあのユンギヒョンが…！

相変わらずオーラは怖いけど今は後光が見える！！

そうか、この人は仏様だったんだ……



「ありがたや…」

YG「おい、拝んでんじゃねえよ。

そこ俺の部屋なんだよ。どけ」


ここが仏の住まう場所だったのか…

「ありがたや…」


YG「大丈夫かよ…」


仏様が帰っていく…帰っていく…？


「って、ヒョン！待ってください！」

YG「あ"？」


「う"っ、怖い…(YG「聞こえてんぞ」
すみません…あの、リビングへの道教えてくれませんか？」


YG「…真っ直ぐいって屋上の階段過ぎたとこ左に曲がれ」

「ありがとうございます！！」


YG「じゃあな」
『バタン！』


道は開かれたり！！！

ありがとうございますユンギヒョン！
もうユンギヒョンのこと怖いとか思いません！






リビングの近くまで来てついに俺の部屋のドアを開ける！

ただいま My room!

長い道のりだったよ！





TH「お帰りシン！」



なんでいるんだよおおおおおおおおおおお！！

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