新人歌手、防弾少年団と同居する (ページ3)

今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:86,751 hit

一昨日:燃えた？ページ3

一昨日の朝9:00。
俺はいつも通り作曲をするために作業室までの廊下を歩いていた。
ちなみにこの日はいつにも増してテンションMAX。最高のモチベーション。

「ハーーッ！！(髪の毛わしゃわしゃ)」

モブA「ちょっとあの子大丈夫？」
モブB「ああ。ピンくんはいつもあんな感じだから大丈夫だよ」

あ！事務所の人にちゃんと挨拶しなきゃ！
「おはようございます！！」

モブA ﾋﾞｸｯ「…おはようございます」
モブB「おはようございます(ﾆｺｯ」

この事務所に勤めてる人はみんなきれいだな。
うわっ！また新しい曲思い付いた！早く形にしてえーーーー。
「ふふっ…。～♪」

モブA「…あの子やっぱり変よ」

作業室が４階にあるからエレベーターに乗る。
ここに来るまでにもう3つも曲が湧いてきて、ボルテージは最高潮！自然と上がる口角を気にしながらエレベーターに乗り込んだ瞬間、携帯が鳴った。

(マネヒョン？予定の変更かな？)

「ヨボセヨ？おはようございます！」

マネ「おはようA。突然で悪いけど、伝えたいことことがあるからオフィス寄ってくれないか？」

「え(ﾓｺﾞｯ)わかりました…」

マネ「頼んだぞ」

「失礼します」

もう本当にタイミング悪いな～。
オフィスのある階過ぎちゃったし。

～2階オフィス～

「失礼します」

マネ「おはようシン！」

「おはようございますマネヒョン…」

マネ「なんだ珍しく元気がないな」

「いえ。ところで伝えたいことってなんですか？」

マネ「うん。実はな。大変なことが起こった」

「？。どういうことですか？」

マネ「さっきお前の住むアパートの経営会社から連絡が入ってな。
お前の部屋、燃えちゃったそうだ」

「も、燃えた！！！？」

マネ「7:00頃にな。放火魔が一帯のアパートに火をつけたらしくてな。お前のアパートだけ対応が遅れて西側の部屋がほとんど燃えたそうだ」

「西側…って僕の部屋も燃えちゃったんですか！？」

マネ「残念ながらな」

「そ、それじゃあ僕はどこに帰れば…」

マネ「安心しろシン。俺の親友がしばらくの間、お前を受け入れてくれるって言ってくれたぞ」

「ん？待ってください。ヒョンの親友って…」

マネ「ああ。防弾少年団のマネージャーのあいつだ」

「ってことは僕のしばらく住む場所ってもしや…」

マネ「防弾少年団の宿舎だ」

「ハｯ………」

俺は驚きすぎて一瞬息ができなくなった。