新人歌手、防弾少年団と同居する

10:無意識 ページ19

ジョングギヒョンに焼き肉屋に連れてきてもらった。
店構えからわかる。
絶対おいしい店だ。


せっかく買ってもらった服に臭いが移ると
いけないからお店の人に預かってもらう。

それにしてもすごくいい匂い！
店内に充満するおいしい薫りが食欲をそそる。


ボックス席か…我慢しよう……
ホソクヒョンは一緒にいてすごく安心するし、座るならヒョンの隣がいいな。

「ホソクヒョン、隣、いいですか？」

JH「おお！おいでおいで！」

TH「じゃあ俺シンの隣！」


え！テヒョニヒョンも…？
あ、トイレ行くのか。
よかった〜またちょっかい出してこなくて。


JK「この店はカルビがすごくおいしいんですよ」

JH「じゃあそれ1つ頼もう！あとは…」


ヒョンたちが手際よく注文内容を決めていく。
人と外食に行くことなんてあまりないから
この雰囲気が新鮮で楽しい。



『ジュー』

『いらっしゃいませー』

『ジュー』

『スープ何にします？』

『ジュー』


あ、なんか湧いてきそう…









それから俺の意識は途切れて気が付いたら
みんなと宿舎に帰ってた。


よくこんなことがある。
こういうことの後は絶対に携帯のメモアプリに
新しいメモが追加されていて、何処か違う場所いる。

でも今回はちゃんとみんなと帰ってるし、
手にホソクヒョンに買ってもらった服も持ってる。

「よかった…」


JM「何がよかったの？」


「…………………………ジミニ……ヒョン？
……………………なんでここに？」


だってここは俺の部屋………






ん？俺のベッドこんな色だったっけ？








JM「何でって、



シンが俺の部屋に入ってきたんだろ？」

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