秀知院学園生徒会庶務ちゃん3【かぐや様は告らせたい】 (ページ25)

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庶務123※ ページ25

｢あああああ青甲羅あああ｣

｢っしゃ1位ー｣

｢あとちょっとだったのに！！｣

｢僕に勝とうなんて無駄だって｣

ゲームを始めてから何分経ったかはわからない。ただグランプリコースを3回やってるからそれなりに時間は過ぎてるかな

ちなみに全部僕が1位、月永が2位。ゲーム歴が違うからな、勝たれたら僕のプライドが消失してしまう

｢あーもー勝てないーーちょっと休憩しよ｣

コントローラーを置いてお茶を一気に飲み干す月永
僕も続いてお茶を飲んだ

ゲームのBGMだけが鳴り響く部屋

すると月永が何も言わずに動き出した

｢っ!?なっ…｣

僕が声が出なかった理由、それは月永が僕の肩に頭を乗せたから

｢お家デートって、その…イチャイチャするもんじゃないの…？｣

｢まあ…うん…そうだと思う｣

顔真っ赤、めっちゃ可愛い。やばい可愛い

僕はそこでふと思い出した
つばめ先輩に言われた名前呼びのこと。

…今ならいけるんじゃないか

｢…な、なぁA｣

｢ん？…え｣

やっと目が合った

｢今…名前…｣

｢まあ付き合ってそれなりに経つし…いいかなって｣

｢じゃあ、優…くん？｣

｢呼び捨てでいいよ｣

｢…優｣

｢あーかわい｣

上目遣いで僕の名前を呼ぶのが可愛すぎて、思わずAの顎を掴んだ

今から何をするか察したAはゆっくりと目を閉じる

僕はそれに応えるように顔を近づけた。