秀知院学園生徒会庶務ちゃん3【かぐや様は告らせたい】 (ページ3)

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庶務101※ ページ3

家に着いたのは19時30分過ぎだった

マフラーとコートを脱いで秒でベッドにダイブする

僕の顔は赤くなりすぎて熱いくらいだった

そういや前のクリパの時とはちょっと違う雰囲気だったな…

それにミニスカにタイツとか全世界の男悩殺する気だろ？

脳裏に月永の顔が鮮明に浮かぶ

水族館で楽しそうに魚を見る姿、恥ずかしがりながらも写真を撮ってもらう姿、熱々のピザを頬張る姿、整った横顔

そして泣きながら僕を見つめて告白する姿

正直、全部が綺麗だった。

思わず抱きしめてしまいそうだった。

この1日、月永を考えることしか出来なかった

つばめ先輩とはまた少し違った感情
答え合わせをする必要も無いだろう

僕は『月永Aが好き』だ

つばめ先輩に告白して、デートをした後に言う言葉じゃないことは承知の上だ

中等部時代から僕のことを信じてくれて
高等部になってからも他の人たちと変わらず接してくれた
たまに冗談も言い合うこともあったな

会長に言われた通り、待ち合わせ場所に来た時からドキッとした。

勇気をだして告白してくれた行動に応えようとした。

でも僕はあの時返事をしなかった。
いや、出来なかった。

今の僕にはそれを伝える権利がない

まずは月曜日会長に相談だな

それからつばめ先輩とも話をしよう

そしてあわよくば最後…月永に……。

………

今の僕、最低で最悪な人間だな。