庶務57 ページ9
文化祭も無事に(？)終わり、また普通の日常に戻った。
皆もいつも通り生徒会室で過ごしている。会長は何かそわそわしてるけど
するとガチャ、という音がした、多分四宮先輩だろうなぁ
｢おう四宮...ってん？｣
｢え、なんかいつもの先輩じゃないですよね｣
｢言われてみれば...いつもより印象幼いですね｣
なんか...うん。かわいい
｢あーー！かぐやちゃんーーー！久しぶり〜〜かぐやちゃんかぐやちゃんかぐやちゃん｣
｢！？｣
｢みなさんラッキーですね！かぐやちゃんを見れるなんてすっごくついてますよ！｣
｢かぐやちゃんって何ですか！？｣
藤原先輩によると情緒不安定な四宮先輩の精神バランスが絶妙に合った時にだけ現れる“レアかぐや”らしい
｢怖いより100倍マシなので僕は受け入れます｣
そこは受け入れるんだ...
｢かぐやちゃんは何歳なんですか？｣
と、石上くんは子どもに言うように聞いた。
｢17歳ですか可愛いっすね〜、知ってます？2022年から18歳で成人なんですよ？｣
｢やめたげて｣
｢相手が弱ってる時に強く出るのは性格悪く見えるからやめろ石上｣
｢石上くん！私にもかぐやちゃん触らせてください！｣
藤原先輩かぐやちゃんめちゃくちゃ好きじゃん
｢きゃふ〜もふもふふわふわ〜家に飾りたい〜｣
と抱きつく藤原先輩に間髪入れずかぐやちゃんは胸元を引っぱたいた。絶対胸が自分よりあるからだろなぁ
｢いま四宮先輩の深層心理が垣間見えましたね｣
ちなみに当の本人は叩いちゃめーって言っているので大丈夫だろう。
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作者名：ひ x他1人 | 作成日時：2020年6月6日 15時
