庶務93 ページ45
「良かったんだぞ、今日位は生徒会休んで早坂と一緒でも」
「いえ良いんです、時間はこれからいくらでもありますから…それに気になってる事もあるんです」
「気になってる事…もしかして石上と月永の件か?」
「あら、会長もご存じでしたか」
「やっぱ気になるよな」
「何が気になるんですか?」
「あっ…いや何俺たちがいない間伊井野と石上が喧嘩してないか心配でな」
「それなら大丈夫ですよ、なんだか文化祭以降ミコちゃんの方から歩み寄ろうとしている姿勢が見えますし…きっと仲良く…」
「昭和の喧嘩!?ちょっとどうしたんですかー、今回は何が原因で喧嘩してるんです?」
「石上が私の事アホって言ったぁ!」
「でも先にバカって言ったのはこいつです!」
「小学生レベルのやつはやめません?」
「というか月永はいないのか?」
「あ、今戻りました、おかえりなさい…って何してるんですか?」
「Aちゃん!!今2人が喧嘩してたから止めに入ってたんだよ〜」
「へぇ…まーた2人喧嘩やってるの?私言わなかったっけ?」
「ひっ…ごめんなさい」
「え、俺たちのいない間何があったの?」
「いえまあ…あまりにも喧嘩するのでちょっとお灸吸えただけです」
白銀は初めて月永に恐怖を覚えた
「どうしても優劣を決したいというなら…ここは頭脳で勝負すべきです!そうこの…しりとりカードゲームで優劣を決めるべきです!」
「始まったよ」
ということで次回、石上VS伊井野のゲームが始まる。
「会長、月永は怒らせない方がいいです。僕あんなに声張ってるの初めて見ましたから」
「まじか…お前ら程々にしとけよ」
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作者名:ひ x他1人 | 作成日時:2020年6月6日 15時