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庶務71 ページ23

「ねえねえ石上くん、クリスマスイブの日ヒマ?その日ウチこない?」



「ああクリスマスパーティするんですか」



さっきのつばめ先輩のがあったから冷静に対応した石上くん



「というわけで生徒会の皆でクリスマスパーティーしましょう!かぐやさんも行きますよね、行くそうです!」



「いや魘されてるだけだと思います」



私の言葉を聞くこともなく藤原先輩は石上くんに感謝しろとドヤ顔で言っている。



そんな石上くんはカッコつけて断ってた



「本当ですよ藤原先輩、石上とAちゃんと私つばめ先輩にお呼ばれしてて」




「えーーーっ、つばめ先輩の誘いなら石上くんは絶対断れないですよね…」




「えっなんでつばめ先輩だからって」




「石上くんがつばめ先輩好きなのここにいる全員気づいてますよ」




「うそおおおおお」



「ほんとだよ石上くん」




すごく複雑な気分だけど、ね。




ミコちゃんは石上くんが自分のことを鬱陶しいと思ってたみたいだけど、彼はそうではなかった。



「勿論月永も思ってないし、僕元から3人で行くつもりだったし」




「…そっか、ありがとう」




石上くんはスマホを取り出してLINEしてた。




そんな優しい言葉さらっと言える貴方が好き
本当に名前の通りだよね




でも叶わないことは分かってる




だからこそ辛い





…いっそパーティーの後でも告白しようかな。
するする詐欺だったし。





それにこれで諦めがつくかもしれない




きっと自分の想像以上に落ち込むんだろうけど、やらない後悔よりやる後悔







…まあいつも通りに話せるだけでも幸せなんだけど。









クリスマスイブまであと2日

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設定タグ:かぐや様は告らせたい , 石上優   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年6月6日 15時

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