爆豪勝己が1位にこだわる理由 (ページ10)

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起きない8（過去）爆豪ページ10

次の日、またAに会おうと病室を飛び出した。

しかし、昨日の笑顔とは一変
真っ青な顔で眠っているAがいた

医者の話では
彼女は治癒の能力、それは自分にも使うことができ、今回残っていた体力全てを使い、俺に会いに来たと言うのだ。

本当に目覚めた訳ではない。

その現実が俺に突き刺さる。

あの時俺の話を遮ったのはわざとだ、

あの時さようならと言ったのは次があるかわからないからだ

思い当たる節がいくつもあり、後悔ばかりが俺に募る

お前本当うまいよな

だって昨日会いに来たのは、俺が生きるのをやめようとしたからだろ？

この世界がいらないと、なくなってしまえと願ったからだろ？

だから俺と約束なんかして、、

馬鹿かよ。

じゃあなってやるよ

お前に認めてもらえるくらいすげぇやつになって、
オールマイトも超えて

一番になってやるよ

だから、そしたら、

お前目覚まして俺の話聞いてくれよ？

目を閉じたAの頬にそっと手を置く

勝己「覚悟しろよ。ぜってぇ1番になってやるから」

眠ったままのAの手を取り小指を絡める

勝己「約束な？」

それから俺は毎日欠かさず見舞いに来る

あいつが事故にあった学校帰りの放課後に