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第12話 ページ14

主人公side



バルコニーに出て煙草に火をつけ夜空を眺めていた。
乙女は愛しのダーリンと日課となっている電話をリビングでしている。あいつも疲れているだろうによく乙女の話を聞けるな。一方的に話してるだけだからきっと何かしながら電話してるのか?
考えていてもあいつはよくわからないやつだった。
だけど唯一張り合えたやつだった、今でもテニス続けてたら俺もあいつのいる場所にいたかもしれない。

煙を吐き、明日どうするかなと考えている時だった。
滅多にならないスマホの着信音。煙草を咥え画面を見るとまさかの桜乃ちゃんからで、手に取ったスマホがまるで魚を生け捕りにしたかのように何回か手の中で跳ねた。


「もしもし?」


ドキドキと高鳴る心臓の音。
まさかこんなにも早く連絡が来るとは思わなかった、緊張で手汗が!
煙草を片手に桜乃ちゃんの言葉を待つ。



『もしもし、東さんでしょうか?』

「そうだよ。こんばんは、桜乃ちゃん。
こんな時間にどうした?何かあったか?」

『えっと、明日の夕方って空いてたりしますか?』



デートのお誘いだと?
桜乃ちゃんも俺のことを一目惚れだったりするのか?とか期待した。



「全然空いてる。どこか行きたいとこでもあんのか?」

『え!?あ、その!実は今日のことを親友の朋ちゃんにお話したんですけど、朋ちゃんが、東さんに会わせろって』



期待した俺が馬鹿だった。
デートの誘いなわけないだろうが。

まぁ、親友ちゃんは急に出来た桜乃ちゃんの味方に危険を感じたんだろう。ポッと出の、しかも年上の男で日中に出会った男に危機感を感じない桜乃ちゃんの方が世間ではおかしいと思われるだろう。



「そういうことか、いいぜ。学校近くの喫茶店とかでいいか?」

『はい!朋ちゃんにも伝えておきます!』

「おっけー。明日は学校行けそう?」

『はい。明日は部活がお休みなので、朝朋ちゃんと学校に行くんです』



ちょっとした話だけして、おやすみと電話を切った。煙草を見るとそこまで減ってはいない。本当に用件だけの電話で、リビングを見ると乙女はまだ電話をしていた。
嬉しそうな顔して電話をしている乙女を横目に、煙草を吸う。

桜乃ちゃんからデートのお誘いとかねぇよな。
今日話してた感じ、好きな子は憧れの男の子っぽいし。



「馬鹿だなぁ、俺」




煙を吐きながら明日は授業全部出るか?とか夕方まで何で時間潰すか考える、……まじでどうしようか。

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設定タグ:テニプリ , 青学 , 竜崎桜乃   
作品ジャンル:アニメ
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バンビ(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます。更新がゆっくりになってしまっていますが、続編をポチポチと作成していますのでそちらも続けて読んでいただけるように頑張らせて頂きます。 (2020年9月4日 0時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
猫好き(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみなので、これからも更新頑張ってください! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 9581fd09d5 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - わんにゃんさん» ありがとうございます。中々更新できず申し訳ありません!!できるだけ早く更新できるよう頑張らせて頂きます。 (2020年7月2日 21時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
わんにゃん - とても面白くてこの作品大好きで応援しています!頑張ってください、楽しみにまってます!! (2020年6月30日 18時) (レス) id: 6ebda506cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2020年1月2日 17時

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