燃えた私 (ページ7)

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二人きりページ7

Aseid

『玲於様…買って参りました…』

玲「お疲れ、そこ置いといて。」

買って帰ってきて私は部屋に入れないでいた

玲「入ってこないの？」

そう言われて扉を少しずつ開く

『みんなどこ行ったの？』

そう。誰もいなくて二人きり

勿論嬉しい。

玲「帰った」

その言葉にズッキュン

『も、もしかして待っててくれたの？』

声に出さずにうなずくれおちんに嫌われてない良かったってホッと胸を撫で下ろす

玲「お前じゃなくてアイス」

『あ、そうだよね笑笑あはは笑笑』

玲「わっかりやす笑笑」

二人きりになるのは久しぶりで何かだか緊張気味

玲「何で黙んの笑笑アイス食べてないんだったら一緒に食べようよ」

神様感謝いたします

今日のれおちんは砂糖です

私は嬉しさをアイスと一緒に飲み込む

玲「涼太くんとできてるって話ほんと？」

『あら？れおちん珍しい。恋愛話とかしないのに』

玲「みんなが話してるから気になっただけだって」

『あー、付き合ってないよ？すごくいい友達』

玲「ふぅーん。」

自分から持ちかけてきた話なのに興味なさそうにスマホをつつく

玲「二人きりとかいつぶり？」

『えーとね、２か月前かな？その時が話したの初めてだったなぁ』

玲「そうだっけ笑笑」

お互い人見知りってことがあってか全く話したことがなかった

その時ずっと眉間にしわ寄せて怖い人だとおもってたし

勿論その時の事がきっかけで好きになったことは内緒

玲「俺食べ終わったし先帰るわー、お疲れー」

『お疲れ様ー！あしたも来てねー笑笑』

浮かれ気味でルンルンで３０分もなかった時間を何度も何度も繰り返し思い出してはにやけて

私もその日を終わりにした