家政婦のクラコ (ページ9)

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＊昨夜も今朝もキスページ9

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たつくんの家は小洒落たアパートの一室

ベッドに寝かせ、帰ろうとした瞬間…大きい力で腕を引っ張ってきたたつくん

その勢いで馬乗り状態となったあたし

寝ぼけてんのか、離そうとしても離れてくれない

はっ、ひょっとしてみんなが散々な目に遭っているのって

このことなんじゃ…

考えてるのも束の間、寝ぼけてるたつくんがキスしてきたのだ

これ、純粋な子だったら一瞬でやられちゃうよ

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〜ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

「…っ！」

あたしもいつのまにか寝ちゃってたんだ

キッチンに立つたつくんは昨日のたつくんとは違った

昨夜のこと覚えるんだろうか

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「おはよ」

ﾀﾀﾞﾖｼ「おはよ。もうすぐ出来るから顔洗ってきて」

「うん…あのさ、昨夜のこと覚えてる？」

ﾀﾀﾞﾖｼ「昨夜？何かした？俺」

「寝ぼけてる時にあたしにキスしたんだよ」

ﾀﾀﾞﾖｼ「…またやってもーたか。すまん。昨夜の覚えてへんから、もっかいキスしてええ？」

「は？やだよ！」

ﾀﾀﾞﾖｼ「ええやん。元恋人やったんやし、問題ないやろ」

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昨夜も今朝も強引にキスされた

身体は嫌がってたのにいざされると唇は素直

たつくんのこと、まだ好きだったんだ…