家政婦のクラコ (ページ30)

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＊寝不足ページ30

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「…おはよー」

ｸﾗｺ「おはよ」

昨夜、殺し屋の場面を見たのか全然寝られなくて寝不足

ダメだ、今は家政婦の仕事中だからしっかりしなきゃ

ｸﾗｺ「どしたん。寝られんかったん？」

「昨夜、あんなもの見たら寝られんって」

雅紀「あんなもの？」

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「！…あ、いや、その」

ｸﾗｺ「そういえば、昨夜こんな格好でどちらへ？」

雅紀「！…知ってるくせに、俺に言わせるっておかしくない？」

ｸﾗｺ「そうでしたね。さ、朝食のご用意できましたよ」

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ん？

たつくんは相葉さんを追いかける前から殺し屋をしに行くってわかってたってこと？

あたし達も相葉さんと一緒に朝食を摂る

あー、でもダメだ、頭が眠い

コーヒー飲んでも眠い

自分の家に帰って寝たい

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ｸﾗｺ「殺し屋になった理由は？」

雅紀「ヒットマンに偶然会ってしまって、そのヒットマンはプロ並みだった。けど、そのヒットマンが撃たれてその人の代わりに…」

ｸﾗｺ「へー、そうなんやぁ。家族もおるのに、営業マンなのに大変やなぁ」

雅紀「何度辞めたいって思ったことか。でも、もう抜けられないんだってさ」

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そうだったんだ…

寝たかったけど、寝たふりしながら2人の話を聞いていた