家政婦のクラコ (ページ28)

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＊守秘義務ページ28

ﾀﾀﾞﾖｼside

シャワーを浴び終え、2階に上がろうとした時、リビングから声が聞こえた

相葉さんが誰かと電話してる様子

雅紀「もうやんないって言いましたよね。俺には無理です。は？今から？どうして、嫁と息子がいないこと知ってんの…あー、もう！」

ひょっとして、トイレの中にあるボストンバッグに関係してる話だろうか

トイレ掃除していた時にたまたま見つけて、中身もたまたま見てしまっていたのだ

・

雅紀「あれ？ない！嘘でしょ？」

「お探し物はこれですか？」

雅紀「え、中身見ました？」

「さぁ、どうやろなぁ。まさか、旦那が殺し屋やってるの気付いて奥さんと息子さん旅行に行ったんじゃないっすか？」

雅紀「！こ、このことは秘密にしてくれませんか？」

「家政婦には守秘義務があるからご安心を」

・

そして、夜遅く相葉さんは家を出て行った

さてと、どこに行ったんやろうなぁ

A「あれ？まだ起きてたの？」

「…眠いとか悪いけど、出かけるで」

A「え？どこに？」

「秘密」

・

タクシー拾って、相葉さんが向かった場所へと向かう

途中、公園に入っていく相葉さんを見つけ、数分で出てきた姿が殺し屋の格好やった

A「相葉さん？夜の仕事でもしてんの？」

「ふっ、ある意味そうなのかもな」