家政婦のクラコ (ページ20)

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＊序の口ページ20

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「あんたはいちいち言い方に棘があるのよ。花で言うと薔薇だわ。刺々しい」

ｸﾗｺ「…後で覚悟しとけよ。さ、まずは大物から片付けちゃいましょ」

う、言い過ぎた

いくら機嫌をとっても、きっと後には戻れないんだと思う

しっかし、洗濯物の量多すぎやしない？

服はそうでもないとして、タオル類がめちゃ多い

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大物類を片付けること2時間、まだ序の口なのに疲労感が…

換気しながらやってたからか、だいぶ臭いもなくなってきた

〜ｷﾞｭﾙﾙ

「…腹減っては掃除できないと言いますか」

ｸﾗｺ「ホンマ、色気のないわぁ。簡単に何か作りましょう」

智「いえ、ここは俺が。少し休憩して下さい。今朝、鯛が釣れたんです」

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大野さんが作ってくれたのは鯛の刺身、鯛のカルパッチョ、鯛茶漬けの鯛のフルコース

どれも美味しそうだけど…

「鯛、明日のために取っておいても良かったのに」

智「いえ。その日に釣った物はその日のうちに食べないと新鮮さがないんです。明日も朝早くから海釣りに行きますから」

ｸﾗｺ「それでは頂きます…っ、弾力あって美味しいー」

「…うまっ。こんな鯛食べたことない」

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食べ終えた後、掃除を再開した

今回は料理せず、掃除だけで終わってしまうのかなぁ