家政婦のクラコ (ページ17)

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＊すば子ページ17

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専門学校の時の恋は勉強に調理実習で休みの日はバイトという多忙な生活を送ってた

多忙な生活プラスたつくんと付き合ってたから、大変という言葉じゃ済まないくらい大変な生活だった

別れたのはお互いのためでもあった

今は恋してる場合じゃないよねって

お互い好きで付き合ってたのに…

いつか落ち着いたらやり直そうって言ってたんだ

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「やり直すって、言ってたわ」

ﾀﾀﾞﾖｼ「俺も思い出した。別れた時のこと。落ち着いたらやり直そうって」

「…エイト家政婦所に来たのは偶然じゃなく必然だったのかもね。たつくんに再会するためとやり直すための」

ﾀﾀﾞﾖｼ「かもな」

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翌日、エイト家政婦所に向かうと、見知らぬ人が家政婦所を見つめて立っていた

小柄で可愛らしい人

ﾀﾀﾞﾖｼ「すば子？」

ｽﾊﾞｺ「…くら、じゃない。大倉久しぶりー！」ｷﾞｭｯ

ﾀﾀﾞﾖｼ「っと、ちょい離れろや」

「すば子？この人もひょっとして…」

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その通りや…とたつくんに言われた

まだ女装してる男の人がいたのね

ﾑﾗｺ「すば子、今までどこほっつき歩いてたのよ」

ｽﾊﾞｺ「47都道府県の家政婦やってたわ」

ｸﾗｺ「はぁっ！？」

「47都道府県の家政婦！？」