私の隣のご主人様。

抱きしめられました。 ページ39

いきなり身体が引っ張られたと思ったらシエルが、私を後ろから抱きしめていた。

え、え、……え？？

いきなりの事でついていけない。ナニ、コレ？

苦しい…息ってどうするんだっけ。そんな事を考えてしまう。

シ「……お、お前が、悪いんだからな！な、泣いたりするから…！！」

耳元で話すから、くすぐったい。

貴「な、にが……」

ヤバイ、上手く喋れない。

シ「お前を部屋に戻させたのだって……お前が、Aがエドワードにへ、変な事をするからだ！」

貴「…意味、わかんない……」

本当、意味が分からない。変な事って？私、何もしてないけど。

シ「……僕にはあんな顔、見せた事無いくせに…。Aの分際で…」

貴「あんな顔って、どどど、どんな顔よっ！！そろそろ、いい加減はな、離してよ！！！」

シ「嫌だ。」

それでも離そうとしないシエル。

私馬鹿だから、勘違いしちゃうから。

やめて、やめて。

期待させる様なこと、しないでほしい。

そんな気、欠片も無いくせに。









ちょっとは私の気持ち、わかってよ。

見られました。→←ごめんねって言えない！！

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