【ONEPIECE】森の精霊美女と死の外科医 (ページ7)

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＊六霊＊～名前の教え合い～ページ7

？？「さて、他にしてほしいことは？」

ロー「ま、待て…//」

ふわりと笑うこいつを見ていると、何かが切れそうで直視ができない。

ロー「……あと、名前を教えてもら…」

暫くして落ち着いたところで、女を名を聞こうとした。

？？「あら、女性(わたし)から名乗るの？男性(あなた)からじゃないのね」

が。偉そうに脚を組み替える女はそう言うと、喉を鳴らしクスリと笑った。

ロー「……トラファルガー・ローだ」

少しばかりの苛立ちを抑え、先に自分の名を言う。

？？「トラファルガー・ロー…ま、知っていたわよ？冷酷で有名な“死の外科医”」

ロー「なら聞くな…で、お前の名は」

A「私は、レイナベル・Aよ。見た通り、私はこの森の中で暮らしているの」

ロー「森の精とやらから聞いた、この森はお前のお陰で成り立っているらしいな」

A「ええ、そうなの……って、森の精！！貴女、また余計なことを…！」

森精「ご、ごめんなさいなの～！！」

余計なことを言ったのか、レイナベル屋に怒鳴られた森の精は深く頭を下げた。

ロー「こいつには手を焼いているようだな」

A「そうなの、これを毎回よ？疲れてるわ」

森精「こんなこと言ってるけど、ご主人はとっても優しい

A「森の精！！」

あ…っ」

ロー「悪気はねェんだろ」

森精「うぅ～……ロー様～！！」

慰められたと思ったらしい森の精は、俺の方まで飛んで来ると肩辺りで泣きだした。

シャ「見てみると、結構可愛いですね」

A「あら？貴方達、居たのね」

「「「居ました！！」」」

A「ごめんなさい、あまりにも影が薄かったから」

ペン「俺達って影が薄いのか？」

ペンギンはそう言ったが、嘘だろう。もし本当なら、コーヒーを三つも用意する筈が無い。

A「少なくとも私は薄く感じたわね、貴方達の名前も教えてほしいわ」

ペン「おれはペンギンだ」

シャ「おれシャチな！」

ベポ「ベポだよ！」

A「ふふっ…貴方のところには、個性的な動物がたくさんいて可愛い白熊さんがいるのね」

ベポ「////」

A「照れてるところも可愛いわね」

すっかりベポを気に入ったようだが、こいつを見ても驚きを見せないレイナベル屋。

ロー「ミンク族を見たことがあるのか？随分、慣れている様子だな…」

A「私の方にも、似てるような動物がたくさんいるのよ。まあそれは、改めて話すわね」

レイナベル屋はまた笑みを見せると、楽しそうにそう言った。