【ONEPIECE】森の精霊美女と死の外科医 (ページ27)

今日:26 hit、昨日:4 hit、合計:92,356 hit

＊二十六霊＊～意外な一言～ページ27

A「んんっ！？ふぁ、誰(ふぁれ)！！」

じたばたと動き、逃げようとする私だが

？？「バカっ…！声がでけェよ、静かにしてろ…！」

A「と、とらふぁん！！？」

トラさんの足の間に自分がいると分かり、顔が熱くなる。
そして、レムが遠くに行ってしまう。何とか気づいてほしいものの…

ロー「これ以上騒いだり暴れたりしてみろ、またやるぞ」

この脅しが結構効いてしまいました…←

レムがいなくなるのを察し、トラさんは抑えていた手を離した。

ロー「やっと行ってくれたか」

A「何でレムを呼ばしてくれなかったのよ！！」

ロー「こんなところをあいつに見られてみろ、何しでかすか分からねェぞ？それも分からねェのか？」

A「うっ！……分かりましたから、早く解放してよ…！」

今の私は、トラさんの足の間にいて体を彼に抱きつか(拘束さ)れている。

ロー「……」ｷﾞｭｯ

A「きゃっ！ちょっ、トラさん！？」

するといきなり、トラさんは腕に力を入れた。

そして、彼とは思えない声色で

ロー「……さっきは、悪かった…」

私は目が点になった。いやだって、あの生意気で反抗期みたいな人が私に謝罪よ！？←

今はなんか、甘えてくる子猫みたいで…

A「(なんか…可愛い……)」

私は素直に、そう感じてしまった。

ロー「……お前、今変な事考えていただろう？」

トラさんは、まるでエスパーみたいに私にそう言ってくる。

A「べ、別に！？貴方のことを可愛い、だなんて思ってもいな……あ」

ロー「……」ｲﾗｯ

A「(ぎゃーーっ！！どうしよう！せっかくトラさんと仲直り(？)出来たのにーー！)」

その時、グルンと首がトラさんの方向を向き……

chu☆←

また、唇が重なりました。

今回はすぐに離してくれた。私は思わず唇を手の平で覆う。

A「な、なにやって…！！/////」

ロー「！…へェ…お前、そんな顔すんだな…」

A「…えっ…？////」

すると突然、トラさんに腕を掴まれ

ロー「可愛いな…」ﾎﾞｿｯ

A「なっ、なっ…！？」ﾌﾞｱｯ

そう耳元で囁かれた。

A「……っ～～！？////」

ロー「ッ…ククッ……面白い反応だな…っ」

A「か、からかって…！！」

そんな話をしていた、その刹那…

ヒュンッ！タンッ！！

何か(・・)が鼻先を掠めていった。

A「……えっ？」