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「まったく…アンタって人は。」
わかりやすくため息を吐いた彼は、
酷く呆れたようなジト目でこちらを睨んだ。
『…う、ごめんなさい』
縮こまってそうするしかない私は、
彼から目をそらすと考えた。
『でもでも？ショッピくんは助手なわけだし？ちょっとくらい事務所を任せても？』
「ダメに決まってんでしょ。そもそもあそこにはアンタがいないと入れないんで。」
『そうだった…』
そうして一刀両断された私に更にデコピンをかましてきたショッピ君に申し訳なさを覚えながら、彼の荷物の整理を手伝う。
いつも通り。日常。
補習終わりに図書室まで急げば、助手のショッピ君に怒られる。
そうしたら、私たちはそこへ向かう。
「いつ来ても不気味っすね」
『そうだね〜、ここは"そういう力"を持たない人でもあの世の者を視認できる、この世界でも数少ない場所のひとつ。今までにいらっしゃったお客様の霊気もたくさんたまってるのよね。』
「ふぅん」
そうして空返事をしたショッピ君は、今度は心底どうでもよさそうに遠くを見やった。
『でも私も、一年生のときは全然知らなかったんだよねぇ。一年生棟一回階段の裏側に、こんな扉があるなんて。』
「俺は先輩に教えられて初めて知りましたね。」
そんな会話を横に何桁もの数字をダイヤルしていくと、
カチ、と錠が外れる。
『よし、今日もはじめるわよ!』
扉になかへ飛び込めば、そこは見慣れた、どこか歪な異空間。
一足遅れてやってきたショッピ君にカバンを押し付け、コートハンガーから帽子を手に取った。
『さあ、ようこそ！』
解決!我々探偵事務所!
「…私の死因を教えて欲しいの。」
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海月空麗(プロフ) - 名無し19901号さん» コメントありがとうございます。とんでもない間違いをしていました…指摘感謝です！ (2022年10月31日 7時) (
レス) @page6 id: b999c1cd0b (このIDを非表示/違反報告)
名無し19901号(プロフ) - コメント失礼します！「5H1W」と書いてありますが「5W1H」ではないでしょうか､､､、間違ってたらすみません💦 (2022年10月30日 17時) (レス) @page6 id: cbf4c9f5a9 (このIDを非表示/違反報告)
海月空麗(プロフ) - まろんさん» コメントにありがとうございます！長らく気づけず申し訳ない(´;ω;｀)更新頑張りま（震え） (2022年10月24日 17時) (レス) id: cf20caa2e7 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 設定好きぃぃぃ！更新頑張って下さい！ (2022年10月1日 21時) (レス) @page4 id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月空麗 | 作成日時：2022年9月30日 21時
