259. いつも通り ページ9
あれからハリー達と話す事はなく、いつものように1人で廊下をボーッと歩いていた
いつもと違うのは、それが自分の意思でこうなった訳じゃなく、必然的に1人になったこと
『懐かしいな、この感覚』
ﾁｮｳ「A、」
『……チョウ、どうしたの？』
ﾁｮｳ「どうしても納得いかないの、なんであの時私を庇ったの、裏切ったのは私なのに、！」
『大切な友達を助けたいのに、理由っている？』
ﾁｮｳ「でもAが1人になるのは、辛いわ、」
『……私1人は慣れっこなんだ、だからチョウもあんまり私に関わらない方がいい、せっかくハリーといい感じなんだからさ、笑』
私はチョウに背を向けて、歩き出した
『ハグリッド、来たよ』
ﾊｸﾞ「おぉ、よく来たなA」
『なんか用事あったの？急に呼び出すなんて』
ﾊｸﾞ「ハリーからこいつを預かってたんだ」
ハグリッドは小さなカゴを取り出した、その中にはサムがいた、そっか、ハリー達と一緒にいたから
『サム、おいで』
ﾊｸﾞ「それにしてもこいつは一体どういう生き物なんだ？普通の蛇とは違うだろ？」
『……うん、普通じゃないよこの子は、私と同じ』
ﾊｸﾞ「最近何かあったのか？お前さんがハリー達と一緒にいる所を見ねぇぞ？」
『……ダンブルドア軍団の事報告したの、アンブリッジに、私が』
ﾊｸﾞ「それは、本当か、？」
『……ハリー達には内緒にしてくれる？』
ﾊｸﾞ「何をだ？」
『……ダンブルドア軍団の事、アンブリッジがチョウに真実薬を飲ませて無理矢理吐かせたの』
ﾊｸﾞ「そんな、生徒に真実薬は使っちゃいけねぇ」
『……チョウを助けたかった、だったら私が悪者になればいいと思ったんだ』
ﾊｸﾞ「……お前さんは自分を犠牲にしすぎだ、自分が悪者になったからといって誰かを助けられるとも限らねぇんだぞ？」
『だって、人を助けたいなんて、この世界に来てから理解できた感情だもん、分からないよ』
人を愛するのも、助けたいと思ったのも、この世界に来てやっと理解できた感情、昔は愛なんて知らなかったからね
『……ハグリッド、私戻るね、ハリーにお礼言わなきゃ、サムを守ってくれてありがとうって』
ﾊｸﾞ「そうだな、気ぃつけて戻れよ」
『うん、ありがとう、またね』
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あまね(プロフ) - 待ってほんとに好きすぎて泣きそう (10月17日 20時) (
レス) @page15 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
雪飴(プロフ) - 某緑色の魔法使った瞬間魔法症にバレるで…お前使った瞬間速攻バレて捕まる魔法使ってまで…？(ヴォルさんレベルは別) (2023年1月19日 1時) (レス) @page10 id: d7ef61fced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年2月15日 14時
