155. 私は死ぬんですか？ ページ5
校長室の前まで行くと、たまたまダンブルドアが帰ってきたタイミングと重なった
ﾀﾞﾝ「おや2人とも、こんな所で何をしているんじゃ？」
『ダンブルドア先生にお話があって来ました、』
ﾀﾞﾝ「……ほう、中に入りなさい」
『はい、ありがとうございます』
ﾀﾞﾝ「ドラコもわしに用かね？」
ﾄﾞﾗ「僕はAが心配で付いてきただけです」
ﾀﾞﾝ「ならば、お主も入りなさい」
私達はダンブルドアの部屋へ入った
ﾀﾞﾝ「それで、話とは何かのう？」
『……最近、体が変なんです。急に眠くなったり、体が極端に冷えたり、体力もどんどん落ちていってるんです。特別何もしていないのに』
ﾀﾞﾝ「ほう、ハリー達にはその事は話しておるのかのう？」
『…いいえ、ハリー達には心配させたくないからこの事は話してません』
ﾀﾞﾝ「ドラコは、Aがこうなってる事、前から知っておったのか？」
ﾄﾞﾗ「最近、Aの様子が変なのは気づいてましたが、ここまでの状態だって事は、僕も昨日初めて知りました」
『……私、怖いんです、自分がどうなるのか、もしかしたら死んでしまうんじゃないかって、』
ダンブルドアは私たち2人を見つめて、何かを迷っている様子だった。そして、ゆっくりと口を開いた
ﾀﾞﾝ「……Aがここに来た時の話、覚えておるかのう」
『ぁ、はい！……校長室前に倒れてたって、』
ﾀﾞﾝ「そうじゃ、その時火傷の跡の話をしたの覚えておるか？」
『……魔法でも薬でも治らなかったって言ってましたよね、実はその傷今ちょっと変な形で、』
ﾀﾞﾝ「知っておる、蛇の形じゃな、」
『何で知ってるんですか、！？』
ダンブルドアは、少し辛そうな顔をして私を見つめてきた
ﾀﾞﾝ「…ドラコ、お主もよく聞いておれ」
ﾄﾞﾗ「何をですか？」
ﾀﾞﾝ「Aに話そうか迷っておったが、こんな状況じゃ、ちゃんと話しておこう」
『……はい』
ﾀﾞﾝ「Aの傷は、呪いじゃ、とても強力な闇の魔術が込められておる」
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年1月15日 5時
