184. 緑のドレス・Doraco ページ34
今日は僕の誕生日パーティー、沢山の大人がいる中同い歳が数人来る
ﾉｯﾄ「クラッブとゴイルも誘ったんだな」
ﾄﾞﾗ「アイツらがいた方がAが喜ぶからな」
ﾉｯﾄ「大食い3人組ってか？笑」
クラッブとゴイルだけでなく、僕達が付き合っている事を知っているノットとパーキンソンも呼んだ
ﾉｯﾄ「Aはまだ来てないのか？」
ﾄﾞﾗ「あぁ、父上がクラルス家が1番最後だってさっき言っていたよ」
ﾉｯﾄ「楽しみだな、Aのドレス姿」
ﾄﾞﾗ「惚れるなよ」
ﾉｯﾄ「大丈夫だって笑」
すると後ろからコツコツとヒールの音が聞こえた
『ドラコ！ノット！』
後ろを振り向くとそこには緑のドレスを着ているAが立っていた
ﾄﾞﾗ「遅かったな」
『ごめん、ちょっと準備に時間かかっちゃって、』
ﾉｯﾄ「Aも緑なんか着るんだな」
『うん！ドラコのお家に行くからスリザリンをイメージしてみたんだけど、どうかな？』
ﾄﾞﾗ「……とても、似合ってる」
似合ってるどころか、綺麗すぎて他の奴に見せたくない、こいつはどんなドレスでも似合うのか？反則だろそんなの…
ﾉｯﾄ「じゃ、俺はパンジーの所にいくよ」
『え？なんで？』
ﾉｯﾄ「邪魔者は退散するんだよ笑」
そう言ってノットはパーキンソンの元へ行った
『……ドラコ、これプレゼント！』
ﾄﾞﾗ「ありがとう、何が入ってるんだ？」
『コップだよ！家にいる時に1番使う物って何かなって考えた時に、コップが1番実用的かなって思って選びました』
ﾄﾞﾗ「お前は主婦か笑」
『だって、あげた物は毎日使ってほしいじゃん！ちゃんとお高めな物だから大事に使ってね？』
ﾄﾞﾗ「Aから貰ったんだ、当たり前だろ」
前回貰ったキャンドルもちゃんと使ったし、ネックレスも今付けている、服だって大事に着てる、思えば僕の周りにある物Aとの思い出ばかりだな
ﾄﾞﾗ「Aも付けてくれてるんだな、それ」
『あ、ネックレス？毎日付けてるよ！』
ﾄﾞﾗ「僕もだ」
『一緒だね！笑』
Aはニコッと僕に笑いかけた。例のあの人の呪いがかかってるなんて思えないくらい眩しい笑顔で、僕の心はいつも温かくなる
『………あのさ、ドラコ、』
ﾄﾞﾗ「なんだ？」
『見せたいものがあるの、だから人がいない所に行きたいんだけど、』
ﾄﾞﾗ「ここじゃダメなのか？」
『うん、裏庭、行こ？』
Aに連れられて我が家の裏庭へ向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年1月15日 5時
