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175. 特別な存在 ページ25

すると窓が急に開き、黒い犬が入ってきた


『……もしかして、シリウス、?』


グリムはシリウスの姿へ変わり、久しぶりに会えた感動で私はシリウスに抱きついた


『無事で良かった、!』

シリ「Aも、体を壊したってハリーから聞いて、急いで駆けつけたんだよ!」

『うん、色々あって、』

シリ「あの日と同じキラキラ輝いてるよAは、………あれは、蛇か、?」

『え、』


やばい!サムはそのままだった!どうしよ、シリウスが死んじゃったらどうしよう、!


シリ「赤色の瞳の蛇なんて飼ってたのか?」

『……シリウス、あの子の目を見ても平気なの?』

シリ「ん?あぁ、平気だが、」

『でも、あの子、バジリスクなんだよ、?』

シリ「……なんだって?」


私はシリウスにサムと出会った時の事を話した


シリ「急に瞳が赤色にねぇ、」

『何でか、分かる?』

シリ「いや、バジリスクの話は聞いた事あるが、瞳が赤色に変わるなんて聞いた事がない、」

『だよね、この子体もそんなに大きくならないし、ちょっと変わってるんだよね、』

シリ「Aは何か引っ掛かることはないのか?」

『……あ、』


身近に1ついい例があった


『私の瞳も、赤色に変わるの、』

シリ「……え?」

『2年生の時、本物のバジリスクがホグワーツに出たの、その時ドラコを守るのに必死でバジリスクの瞳を直接見ちゃったの、』

シリ「なんで死んでないんだ、?」

『分からない、でも、その時視界が真っ暗になって何も見えなくなったの、ドラコが瞳が赤くなってるって教えてくれたんだけど、それと何か関係あるのかな、』

シリ「……もしかしたら、サムはバジリスクじゃないのかもしれないぞ」

『え、でも蝶が目の前で死ぬ所見たんだよ?』

シリ「私はサムの瞳を見ても死んでない、これはどう説明するんだ?」

『……それは、』

シリ「Aはここの人間とは少し違う、そんな感じでこのサムもきっと、普通のバジリスクとは違う特別な存在なんだよ」

『特別な存在、』


確かに考えてみれば、窓にバジリスクが引っかかってたなんて有り得ない事だ。体が小さくて、人を殺さないバジリスク…


シリ「ホグワーツに行けば何か分かるかもな」

『あ、そうなの!明日からホグワーツへ行ける!』

シリ「良かったな、その前に1度会えて良かったよ」

『私もだよ!シリウス!』

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作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年1月15日 5時

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