136. 仲直りとご褒美 ページ36
ドラコが医務室へ連れていかれた
ﾊｰ「A、大丈夫？立てる？」
『……腰が抜けちゃって、』
ﾊｰ「あなたに怪我はないのね、？」
『うん、でも、ドラコが、』
ﾊﾘ「マルフォイなら大丈夫だよ、マダム・ポンフリーがきっと治してくれるよ」
ﾛﾝ「でも、何でバックビークは襲ってきたんだ？Aはただお辞儀をしただけなのに、」
確かにそうだ、目があった瞬間にバックビークは襲いかかってきたのだ
『分からないけど、私に怯えてた、』
ﾊｰ「怯えてた？」
『うん、目が合った瞬間に襲われたの』
ハグリッドが医務室から戻ってきた
『ハグリッド！ドラコは！？』
ﾊｸﾞ「あぁ、医務室で休んでるぞ、マルフォイからお前さんの事を励ましてくれと頼まれた」
『なんで、？』
ﾊｸﾞ「Aが、マルフォイが怪我をしたのは自分のせいだと思ってるからってな」
『……そりゃ、思うよ、』
ﾊｰ「あなたのせいじゃないわ、」
ﾊｸﾞ「バックビークも動物だ、俺たち人間とも相性があるからな、それにマルフォイはお前さんを守ってくれたんだ」
ﾊｰ「あとで、マルフォイの所へ行ってあげなさい」
『うん、』
授業が終わり、私は急いで医務室へ走った
『うわっ、！』
走っていた勢いで曲がり角で誰かとぶつかった
ｾｵ「A？」
『……セオリ、』
ｾｵ「こんな所で何してるの？」
『医務室へ行く所だよ』
ｾｵ「そんなに走ってたら危ないよ」
『でも、急がなきゃいけないの、！』
私はセオリを避けてまた医務室へ走ろうとした
ｾｵ「待って！」
『なに、？』
ｾｵ「昨日はごめん、Aの気持ち考えずに、キスしちゃって、」
『キスって言い方やめてくれる、？』
ｾｵ「ごめん、」
『それに、もう怒ってないよ』
ｾｵ「え、本当に、？」
『うん、でももうあんな事はしないでね』
ｾｵ「……うん！」
この男本当に分かっているのか？まあ、反省してたみたいだから許しはするけどね
『あ、ドラコ、！』
ちょうどよく医務室から出てくるドラコが目に入った、腕には包帯を巻いていた
『ごめんセオリ、またね！』
ｾｵ「あ、うん、」
私はセオリを置いて、ドラコを追いかけた
ﾄﾞﾗ「……A？」
『腕、大丈夫、？』
ﾄﾞﾗ「あぁ、包帯巻いてもらった」
『心配したんだからね、！？』
ﾄﾞﾗ「別に心配なんかしなくていい」
『するよ、！』
ﾄﾞﾗ「じゃあ、お前を守ったご褒美、くれよ」
『え？』
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2021年12月28日 12時
