限界ヲタクが転生しました。【3】 (ページ10)

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110. ドラコへの気持ちページ10

『ドラコ、入口で待ってて！ナルシッサさんに挨拶してくるから！』

ﾄﾞﾗ「あぁ、分かった」

私はドラコを置いて、ナルシッサさんに挨拶をしに行った

『ナルシッサさん！』

ﾅﾙ「A、ドラコはどうしたの」

『入口で待っててもらってます、それより今日久しぶりに会えて嬉しかったです！』

ﾅﾙ「私もよ、またうちに遊びに来てちょうだい」

『もちろん！』

ﾅﾙ「あの子、すごく心配してたのよ、あなたの事」

『それは、何となく分かります、わざわざ泊まりに来てくれるぐらいですから笑』

ﾅﾙ「ドラコが女の子にあんなに執着するのは初めてなのよ、」

『そう、なんですか、？』

ﾅﾙ「だから、あの子の事、頼んだわよ」

『えっ！？』

ナルシッサさんはニコッと笑いながら、お店を出て行ってしまった

私にドラコを任せるって言うの？私はドラコの事を任せられるような人間じゃないし、彼にはちゃんとこれから結婚する相手が出来る

私はあくまでも、ドラコの友達であり、付き合うような関係にはなれない。そこはちゃんと理解してるつもりだ。

自分でも分かってるのに、なんでこんなに胸が苦しいんだろ…

ﾄﾞﾗ「A？」

『……ぁ、ドラコ、ごめんね待たせちゃって！』

ﾄﾞﾗ「母上とは挨拶できたか？」

『うん、』

ﾄﾞﾗ「じゃあ帰るか」

『そうだね、ドラコが買った服着てるの見たいし』

ﾄﾞﾗ「僕は着せ替え人形じゃない」

『けち』

ﾄﾞﾗ「……置いてくぞ」

『ちょ、待ってよ！』

私はドラコが恋愛の意味で好きなのか、ヲタクとして好きなのか分からなくなってる。

ドラコがやがて誰かと結婚をするって考えると、嫌で嫌で仕方がない。

今隣にいるのは私なのに、ドラコが心配して泊まりに来てくれてるのは私の家なのに、こうやって笑顔を見せてくれるのは私なのに、

最近、変だ、