限界ヲタクが転生しました。【3】 (ページ19)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:48,841 hit

119. お菓子ページ19

約2週間後、新学期が始まろうとしていた

2週間の間に私とシリウスは2日に1回のペースで会っていた。シリウスは逃げている身だから、たまに会えない日があったが、2人でこれからの事や、パパとママの昔の話、ハリーの話をして仲を深めた

キングス・クロス駅にはハリー、ロン、そしてハーマイオニーが待っていてくれた

『皆久しぶり！会いたかった！！』

ﾊｰ「A！本当に久しぶりね、会えて嬉しいわ」

ﾊﾘ「皆Aの事心配してたんだよ！」

ﾛﾝ「でもその様子じゃそんな心配いらなかったみたいだな笑」

『色々迷惑かけちゃったから、3年生は大人しく清楚な女の子になるんだ』

ﾛﾝ「Aには無理だと思うけどな」

ﾊｰ「あなたは元気が1番よ」

『じゃあ、毎日元気に過ごします！』

4人で列車に乗りコンパートメントの中を歩いていたが、空いてる席が無かった

『ここ空いてるけど、1人先客がいるなぁ』

ﾊﾘ「もうここしか残ってないよね、」

『私他の所入れてもらうから、3人はここに座ってていいよ！』

ﾊｰ「でも…」

『大丈夫大丈夫！ホグワーツに着いたらまた合流しようね！じゃ、また後で！』

私は他の席を探すために、列車の中を1人で歩く事にした。もちろん完全に空いてる場所はなかった。

『どうしよっかな、』

すると、突然後ろから肩を叩かれた

ﾄﾞﾗ「こんな所で何してるんだ」

『ぁ、ドラコ、………えっと、席を探してて、』

ﾄﾞﾗ「ポッター達と一緒じゃないのか？」

『うん、3人しか座れなくて私は他の席探す事にしたんだけど、どこもいっぱいでさ笑』

ﾄﾞﾗ「着いてこい、僕たちの所へ入れてやる」

『え、ありがとう！助かる！』

私は前をスタスタと歩くドラコの背中を追いかけた。そういえば、あれっきりドラコには会ってなかったから、少し緊張しちゃうな、

でも、シリウスと話した時にちゃんと自分の気持ち伝えるって決めたから頑張らなきゃ、！

ﾄﾞﾗ「ここだ」

『ぉ、お邪魔します……！』

中に入るとクラッブとゴイルもいた、2人はお菓子パーティーを開いているようだ

ﾄﾞﾗ「男ばかりですまない」

『全然大丈夫！クラッブ、ゴイル久しぶり！』

ｸﾗ「クラルスか、久しぶりだな！」

ｺﾞｲ「お前もお菓子食べろよ！美味いぞ！」

『くれるの？嬉しい！！』

クラッブとゴイルは、ドラコの近くによくいるので、美味しいお菓子をたまに貰っていた。友達と言えば友達程度の仲だった。