限界ヲタクが転生しました。【3】 (ページ1)

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101. 悪夢ページ1

ﾄﾞﾗ「じゃあ抵抗するな」

『こんな女の子みたいな扱い初めてだよ、』

ﾄﾞﾗ「いいじゃないか、僕が初めてで」

『語弊を招くような言い方やめい』

初めてのお姫様抱っこに戸惑う私をよそに、ドラコはズカズカと私の部屋へ歩いた

ﾄﾞﾗ「ほら、着いたぞ」

『あ、ありがとうございます』

ドラコは私の体をベッドに降ろし、なんでかベッドの横に座った

『どうしたの？』

ﾄﾞﾗ「Aが寝るまでここにいる」

『そんな事しなくていいよ、！』

ﾄﾞﾗ「僕がしたくてしてる事だ」

『それにそんなに見られたら寝れないよ』

ﾄﾞﾗ「じゃあ後ろ向いてればいいのか？」

そう言いながらドラコは後ろを向いた

そうゆう事じゃないと言いたかったが、何を言ってもさっきのお姫様抱っこのように自分を貫き通すだろうと思って、言うのをやめた

結果私はその後3分で寝た

その日夢を見た

『嫌っ！やめてっ！！』

誰だか分からない手が足、腰、胸、首筋へとヌルヌル動いている。この感覚前にもどこかであった。

その人の顔は真っ黒で誰だか分からない

"2人で楽しもうな♪"

そう言った声はとても低くて、耳がゾワッとした

全身が気持ち悪い、呼吸が荒くなり、手も震えてる、そうだ思い出した、

この感覚、16歳の時に味わったものだ。

当時私は学校の注目の的で、同じ学校に通う歳上の姉に嫌われていた。彼女はそんな私を「抱け」と、同い歳の男に言っていたのだ。男は姉の言う通り、私を汚し、そして私の心をズタズタにした。

その日から私は現実の男性が無理になり、ドラコ推しの道を歩み始めた。

『嫌だ、離して、！誰か助けて、！！！』

"静かにしろ！やっと学校一の女を楽しめる時が来たんだ、台無しになんかしたくねぇだろ"

『やだ、！ドラコ！助けて！！！』

"あ？何言ってんだ"

私は届くはずもないドラコの名前を叫んでいた。彼ならきっと助けてくれる、そう思っていた。

"じゃあ、本番にいくとしますか♡"

『やめて！いやっ、！』

夜中の2時、私は飛び起きた