86. 水浸し ページ36
翌日
『私の愛しのハーマイオニー、大丈夫かな、』
ハリ「何日かすれば医務室から出られるよ、毛玉を吐き出すのが治まればね」
ロン「Aの愛しの人はマルフォイだろ?」
『なんでそうなるのさ』
ロン「昨日僕達が見た事が事実だろ?」
『私はドラコの事好きだよ、推しとして。でも彼はそんな事思ってないよ』
ハリ「でもマルフォイ、様子が変だったよ?いくらクラッブとゴイルだからって、まるでAを取られたくないみたいな言い方してた」
『そんな言い方してた?笑』
ロン「僕達の事めちゃめちゃ睨んでたじゃん!見てなかったの?」
『秘密の部屋の事聞き出すので精一杯だったよ』
ロン「なんでAはあんなにマルフォイと仲がいいの?」
『父親同士が仲良いからじゃない?』
ハリ「それだけじゃない気がするよ、もっとこう、お互いの意識の違いとか、」
『私の一方的な片思いだよ』
ドラコは私みたいな人間好きにならないだろうなってテレビの前で見てる時から思ってたからね
『なんだろ、この水』
ハリ「…マートルがトイレを水びたしにしたみたい」
マー「また何か投げつけに来たの…?」
ハリ「どうして投げつけたりするの?」
マー「私に聞かないでよ…、ここでひっそり過ごしてるのに、私に本を投げつけて面白がる人がいるの」
ロン「でも、君に何かぶつけても痛くないだろ?だって、体を通り抜けちゃう」
『ちょ、バカ、!』
マー「そうよ!!さぁ、マートルに本をぶつけよう感じないんだから…!見事腹に命中すれば10点!頭を通り抜ければ50点!」
『一体誰が投げつけたの?』
マー「知らないわ見てないもの、トイレのパイプに座って死について考えてたの、……そしたら頭のてっぺんに落ちて来たの…」
マートルはわんわん泣きながら、またトイレへと戻って行った。
『マートルに本を投げつけて遊ぶような人、どれだけ暇なんだろうね』
ロン「あんなに怒鳴れるなら、誰も寄ってこなさそうだよな?」
その頃、ハリーはトム・リドルの日記を拾っていた
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月24日 1時