限界ヲタクが転生しました。【2】 (ページ25)

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75. 決闘クラブページ25

たくさんの生徒の目線の先にはインチキ作家、ギルデロイ・ロックハートがいた

ﾛｯｸ「皆さん集まって、さぁ私がよ〜く見えますか？」

ステージの上に立ってて見えない訳がないだろ

私はとことんこの男が苦手だ。隣のハーマイオニーは目をキラキラさせている。

ﾛｯｸ「よろしい……最近何かと物騒な事件が続いているので、校長からお許しをいただいて決闘クラブを開くことにしました。万一に備え、自分の身を守れるよう皆さんを鍛えます。私も何度も危ない目にあって来ました」

『ピクシーをまともに制御出来なかった奴が何を言ってるんだか…』

ﾛﾝ「Aに同感」

ﾊﾘ「僕も」

ﾊｰ「3人とも、先生をちゃんと見なきゃ！」

私たちは渋々ロックハートの決闘クラブとやらを見ることにした

ﾛｯｸ「では紹介しましょう私の助手スネイプ先生です！皆さん心配には及びませんよ、魔法薬の先生を消したりはしませんからご安心を」

ロックハートとスネイプは、お互いに杖を構えた

ﾛｯｸ「ワン……ツー……スリー♪」

ｽﾈ「エクスペリアームズ！」

スネイプの魔法によって、ロックハートは吹き飛ばされた。そりゃスネイプが相手ならこうなるだろう

ﾛｯｸ「……生徒にあの術を見せたのは素晴らしい思いつきでしたよ先生、しかしやることがあまりにも見え透いていましたね、止めようと思えば簡単に止められたでしょう。」

ｽﾈ「まずは、生徒達に非友好的な術の防ぎ方を教えるのが賢明ではないでしょうかね」

ﾛｯｸ「……おっしゃる通りですなスネイプ先生、では生徒にやってもらいましょうか。あー…ポッターウィーズリーどうだね？」

ロックハートはハリーとロンを見ながら言った

ｽﾈ「ウィーズリーの杖では簡単な呪文でも惨事を起こす。ポッターを粉々にして病院送りにしかねない。代わりに私の寮の生徒ではいかがかな？……マルフォイでどうかね？」

ドラコとハリーの戦い、クィディッチの試合以降久しぶりだ。

2人が並んでるのを見ると、ハリーの方が少し小さいんだ、私から見たハリーは結構大きいんだけどな

ﾛｯｸ「杖を構えて！…３つ数えたら武器を取り上げる術をかけなさい。取り上げるだけ！いいですね？事故を起こすのはイヤですからね」

今回ばかりは彼に賛成だ。2人が事故に巻き込まれるのは私も嫌だ。初めて意見があいましたね、ロックハート先生…

ﾛｯｸ「ワン…ツー… 」