65. 穢れた血 ページ15
廊下を1人で歩いていると、グリフィンドールとスリザリンのクィディッチの選手が集まっていた。
『……あ、もしかして、』
映画で見た場面だ、ドラコがハーマイオニーに向かって【穢れた血】と言うシーン、早く行って止めなきゃ！！！
ｳｯﾄﾞ「新しいシーカー？誰だ？」
ﾊﾘ「…マルフォイ、？」
ﾄﾞﾗ「その通り、新しいのはそれだけじゃない」
ﾛﾝ「ニンバス2001だ、どこで手に入れた、？」
ﾌﾘ「ドラコの父上がくれた」
ﾄﾞﾗ「どこかの親とは違って父上はいいものが買えるからね」
ﾊｰ「でも、グリフィンドールの生徒は…」
『ストーーーーーーップ！！！！』
ハーマイオニーがドラコを煽る前に私は皆の会話に割って入った。
ハーマイオニーが傷付くのを見たくないし、ドラコの事もそんなに悪い風に見てほしくはないからだ。
ﾊｰ「A！？医務室で休んでたんじゃないの？」
『ハーマイオニー、その話は後でするね。それより、私教えて貰いたい事があったの！』
ﾊｰ「それ今じゃないとダメ、？」
『うん、ダメ！とりあえず図書室で待ってて、私もすぐに向かうから！』
ハーマイオニーは渋々図書室へ向かった。これで、彼女の耳に【穢れた血】なんて言葉は入らない。
『ドラコ！自分の親と他人の親を比べるのはやめなさい！』
ﾄﾞﾗ「な、なぜだ！僕は事実を、」
『人間の価値を自分の物差しで決めつけるのは良くないよ。ドラコは、そんな狭い視野の持ち主なの？違うよね？』
ﾄﾞﾗ「それは、」
『新しい箒を持っていたからと言って、偉いのは誰でもないんだよ。新しいシーカーになったなら、正々堂々と勝負で勝ってから胸を張りなさい！』
ﾄﾞﾗ「……ぅ、うるさい、」
ﾛﾝ「あのマルフォイが小さく見えるよ、」
ﾊﾘ「サイズ感的にはマルフォイの方が大きいのに」
私とドラコの間に、マーカス・フリントがズカズカと割って入ってきた
ﾌﾘ「さっきから何なんだ。お前は」
『何って、ドラコの友達ですけど』
ﾌﾘ「クィディッチの選手に選ばれてもないような奴が口を挟むな」
『クィディッチの選手に選ばれる事だけが全てじゃないのをご存知で？』
ﾌﾘ「俺はクィディッチのキャプテンだぞ！ふざけるのも大概にしろ！」
ｳｯﾄﾞ「フリント、そう熱くなるな。Aも少し言い過ぎだぞ」
ﾌﾘ「…聞いた所によると、お前はここの世界の人間ではないらしいな。部外者が首を突っ込むな」
『……っ！』
66. 腐った血・Doraco→←64. プラチナブロンドの男子生徒
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2021年12月24日 1時
